藤井聡太六段、今日行われた竜王戦5組ランキング戦準決勝で船江恒平六段に勝利して、史上最年少で七段に昇段です!
藤井七段は五段在籍期間がたったの16日間、六段は90日間だった、とのこと。
瞬く間、でしたね。
これまでの七段昇段最年少記録は加藤一二三九段の17歳三か月だったそうで、藤井七段(15歳9カ月)は、61年ぶりに一歳半短縮する記録更新となりました。すごいな。。。
またまたNHKニュース速報で報じられたようです。
まさに歴史を刻む人。
今日はお昼休憩中と夕食休憩中にAbemaTVをチラチラ覗いてみてた程度でした。
仕事を終えた9時ちょっと過ぎに、さあどうなっているかな、最終局面を観戦できるかな、と思ったら、もうAbemaで勝利インタヴュー中でした。
インタヴューだけは生で観ることが出来ました。
相変わらず謙虚な物言いで、新たな記録を打ち立てたにも拘らず、今までと変わらない冷静な応答。
『師匠と同じ段位になって思うことは?』の問いには『実感がまだ湧かない。段位は並べたことは感慨深い。段位だけでなく、これからさらに実績を積み重ねていくことが大事かなと思う』とか
『井上慶太一門に勝利を意識したか?』にも『そういう意識はしていなかった。』とか
またタイトル戦への期待が高まる中、『王座戦への意気込みは?』の問いにも『これからも意識せず少しでも上へ行けるようにしたい。』
そして『これからも見ている人に「おもしろい」と思ってもらえる将棋を指せるよう頑張りたい』などなど。
(下にインタヴュー映像貼りました)
ホント、こんな記録を塗り替えて歴史を作っているというのに、いつも冷静なんですよね。なんといいますか。手のひらの中でキラッキラ光る宝玉を見ているような。。。
大切にしたいですね、こういう才気あふれる若い才能。
このままどこまで、すくすくと伸びていくのか、孫を見守る心境です(^^♪
さて対局開始
こちらの映像、最終局面での郷田真隆九段の解説。素晴らしく速くてアップアップです。ついていけません(*_*;。
いつか起こるであろう藤井七段との対局。二人の高速回転の読み合いを見てみたいです。
七段昇段決定後のインタヴュー
感想戦が始まりました。
二人の声(特に船江六段の声)がよく聞こえる感想戦:
投了後の詰みまで解説付き棋譜を貼りました。こういう解説ありがたいです。
投了後が長いんだもの。
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最後に七段昇段を祝う方々からの言葉を:
達成スピードに驚がく
羽生善治竜王の話 六段昇段から3カ月あまりで七段昇段を達成され、そのスピードに驚がくさせられています。将棋の内容も積極的な動きが特徴で磨きがかかっていると思います。
見事の一語
加藤一二三九段の話 快進撃の末の史上最年少での七段昇段、心よりお祝い申し上げます。15歳にして早くも高段者の域に達したことは見事の一語に尽きます。これからも、いまだ誰も見たことのない景色を見せてくれることを楽しみにしております。
敬意を表します
師匠の杉本昌隆七段の話 今年に入って3回目の昇段には感服します。結果を出し続ける強い棋士に対して敬意を表します。弟子に同じ段位に追いつかれることは、師匠として大きな喜び。複雑な気持ちなどみじんもありません。
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次の対局は6月1日の棋王戦、対中村亮介六段戦、6月5日の竜王ランキング戦、対石田直裕五段戦、とのこと。平日ですね。今回も平日。公休扱いになるらしいけど、とっても忙しい高校生活。二足のわらじ履いて頑張って!!応援しています。