11月に入りました。
(とある感想戦)
新人王戦で優勝後、藤井七段は10月後半に公式戦3局をこなし・・・
三連勝でした!
ただし私はちゃんと時間をかけて観戦できておらず。棋譜とハイライト映像だけ楽しんだ、といったところなのですが、順を追って記録をしておきたいです。
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まず10月23日に順位戦C級1組6回戦で、千葉幸生七段を破って順位戦5連勝としました。新人王優勝後初白星となり、この時点での通算成績は95勝17敗。
師匠の杉本七段も順位戦5連勝と好調です!!師弟とも揃って頑張ってますネ~!嬉しいですね。
(師匠の本『弟子・藤井聡太の学び方』をついに購入。読んでいる途中です。)
対局前の集中した表情。
藤井七段の先手番で始まり、終盤少し劣勢になりかかったようですが、盛り返して見事勝利。
こちらの動画はインタヴュー付き。
しかも『エンジョイしてますか~?』の佐藤紳哉先生の解説付き。
佐藤先生の講座、9月末で終了してしまい寂しいデス。
さらに親切で分かりやすいダイジェスト映像も。
編集された方に感謝!です。
さて今後の順位戦ですが・・・
対局表を貼りました。今月は増田康宏六段です!これは楽しみですね~。
その後も強敵が続くし、大変です。一戦一戦頑張ってね。
私の勝手な予測では:
都成五段は6勝4敗、増田六段は7勝3敗、そして藤井七段は ---
10戦全勝!!(^o^) ということにしておきます。ファンの贔屓目ね(^^♪
31 | 藤井 聡太 | 七段 | 16 | 5 | 0 | ○ 森下 |
○ 豊川 |
○ 西尾 |
○ 青野 |
○ 千葉 |
増田 |
門倉 |
先 富岡 |
先 近藤誠 |
都成 |
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32 | 都成 竜馬 | 五段 | 28 | 2 | 3 | ○ 堀口 |
● 増田 |
● 近藤誠 |
● 宮本 |
○ 青野 |
西尾 |
先 泉 |
森下 |
福崎 |
先 藤井聡 |
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33 | 増田 康宏 | 六段 | 20 | 3 | 2 | ● 西尾 |
○ 都成 |
○ 門倉 |
○ 村田顕 |
● 青嶋 |
先 藤井聡 |
平藤 |
先 青野 |
先 安用寺 |
近藤誠 |
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10月31日にはヒューリック杯棋聖戦、1次予選2試合がありました。
まず午前10:00から村田顕弘六段との対局です。
この日の藤井七段はさらに大人びた印象。
この落ち着きのある物腰のせいなのか、はたまた髪型のせいなのか。
先手番だった藤井七段が101手で勝利しました。
持ち時間各1時間の早指し将棋。お互い時間を使い切って一分将棋の熱戦になったようですが、最終的には12:48に村田六段が投了、でした。
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そして午後2時からは今泉健司四段との一戦です。
こちらは107手までで今泉四段の投了となりました。
この日2連勝で1次予選突破です。
棋聖戦初参加の昨年は1次予選決勝で敗退してしまったので
『去年より一つ上に進むことができた。
これからも1局でも多く指せるように頑張りたい』
と謙虚なコメントを寄せていました。
今泉四段とは6月のNHK杯で対局、負けて1回戦でNHK杯から姿を消してしまったのでした。あの時はとっても悔しそうでしたね。逆に勝った方の今泉四段は、勝利という意外な結果に自分でも驚いてる、といったコメントをしていました^^
年齢制限などで2度の奨励会退会を経験、4年前に史上最年長の41歳でプロ入りしたという、苦労人として知られている今泉四段は、賑やかでざっくばらんで面白そうな方です。
この将棋は終盤ライブ観戦出来ました。
藤井七段は『穴熊』という陣形。王様が左下隅っこに嵌っていて、周りを家来で固めている、という。(^^; ものすごい頑健な堅固な守りで、隙なしの構えだったです。
戦いが終わって表情が緩んでます。
試合後の今泉四段:
『これ以上やってもみじめ。内容的には完敗で、指す手がなかった』。
と、やっぱり謙虚なコメントです。
棋聖戦予選『ヘ組』を勝ち抜きました。古風な組名ですね。『イロハ』の『イ組』から『チ組』まで、8組の頂点に立ってやっと2次予選へと進めるようです。今のところ藤井七段と『チ組』から都成五段だけが2次予選進出を決めていました。
2次予選の初戦対局相手は大石七段。この『へ組』には澤田真吾六段、斎藤慎太郎新王座、それに久保王将までいて、厳しい組です(^^;。
本人が言っているように、一局でも多く指せるように、上を目指して頑張ってください!
終盤30分の様子:
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先日youtubeで叡王戦24人のトーナメント表をクジ引きで決めていく動画を見ました。
藤井七段は1回戦でなんと斎藤慎太郎新王座と当たることになったんですね(^^;。
斎藤七段は中村太地王座から王座を奪い、初めてタイトルホルダーとなりました。おめでとうございます、、、ですが中村先生、残念です・・・将棋フォーカスに時間取られ過ぎちゃったでしょうか。そんなことじゃないですよね。
また返り咲いてくださるよう願っています!
斎藤新王座が、王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝で藤井七段を倒したのが今年7月。そのまま戴冠してしまったのでした。強いですね。快進撃ですね。
そんな斎藤慎太郎新王座と一回戦で当たるなんて。運命とは残酷なもの、、(^.^)
でも、その強い斎藤新王座に怯むことなく、全力で戦いを挑む姿を期待します!
叡王戦トーナメントは一回戦から強豪同士の激突が多いです。菅井七段と羽生竜王とか、天彦名人と太地様とか康光九段と松尾八段とか・・・クジ運がいいと、結構上まで残れる可能性あり?
いやいや、クジ運などボヤいてないで応援します!