7月1日、2日、藤井七段にとっては初めての二日制のタイトル戦、王位戦7番勝負第1局が行われ、95手で木村王位に勝利しました。
ふたつのタイトル戦、まさに進行中!
王位戦番勝負は全国を転戦するそうで、1局目は藤井七段の地元愛知県豊橋市にあるホテル・アークリッシュという所で行われました。
対局場となったのはホテルの結婚式場!?普段はチャペルとのこと。
そこに畳を敷いてしつらえた対局場でした。
だから藤井七段や木村王位が両開きのドアを通って、会場へ入って来た時は、まるで花婿登場!といった感じでしたよ^^。
振りごまの結果、藤井七段が先手に決まりました。
後で読んだ記事で、この振り駒を行ったこの日の記録係の奨励会員は、中西悠真三段と知りました!あの8歳の時の藤井聡太君を、JT杯子供将棋大会で負かして、聡太君が下向いて泣いて固まってしまった時の相手、礼儀正しい中西君(^^♪ 元気に奨励会で活躍しているようで、何だか嬉しいです(^^♪
こちらに中西悠真三段の記事を貼っておきます:
王位戦の持ち時間は8時間。
AbemaTVを時々覗きながらニ日間過ごしました。
序盤は二日制にしては結構どんどん手が進んだそうです。
ですが大切な局面では長考に沈み。。。
日本将棋連盟の記事によれば:
藤井七段の持ち時間の使い方も印象的な一局でした。ポイントポイントで1時間を超える長考で方針を決め、その後しばらくはあまり時間を使わずに進める。また難しいポイントを迎えたら長考。初めての持ち時間8時間対局のはずなのに、それを感じさせない使い方でした。さらに木村王位が一方的だったと語ったように、わずかな差を生かし切って勝つというパーフェクトな試合運び。ただでさえ完成度の高い藤井将棋が、長い持ち時間でさらに精度を増しているように感じます。
とのこと。重要局面で長考するのが藤井七段のスタイルということで、相手との残り時間の差がすごくついてしまっても、あまりハラハラしなくてもよいのだ、と思ったのでした。最近そういうパターンで勝利すること多いですし^^
ちゃんと自分リポートが残せず、やっぱりここは、分かりやすくて詳しい松本博文氏の観戦リポートを貼らせていただくことにします(^^;。
松本博文氏の観戦リポート:
そして棋譜を:
中村太地先生の記事も読みました♪:
会見の一部をニュース映像で。大分疲れている様子です:
最後にもう一つ、松本博文氏の記事を:
対局中のひとコマ。まだ着慣れていない羽織を脱ごうとするけど、羽織紐の留め金が上手く取り外せず苦戦?将棋より、こういう所作ばかりが目についてしまう^^
第二局は13日、14日ともうすぐやって来ます。対局地は北海道・札幌。
でもその前に順位戦、棋聖戦第3局と続きます。すごい過密スケジュールの中、体調管理には気を付けてほしいです。少し疲れ気味に見えるので、大丈夫かな。(祖母目線)
また、良い試合を期待しています!
この日は棋聖戦とは違う和服。涼し気なブルーがかったグレーの羽織という夏らしい装いでした^^。和服ホントよく似合っています。