沢山の方達がスケッチ画として残している横浜山手地区。
機会を見つけて『またいつか行きたいな』と思っていたのですが、昨日妹と一緒に散策することが出来ました。
折りしも横浜は『全国都市緑化よこはまフェア』(~6月4日まで)開催中。
どこも春の花々で溢れていて本当に美しい~。
地下鉄みなとみらい線の『元町・中華街駅』で降り、エレベーターから降りると、そこはもう『アメリカ山公園』内でした!
綺麗に整備された公園内には、手入れの行き届いた春のお花が沢山咲いていました。
ラベンダー、ロべリア、ブルーデージーなどパープル系にまとまっていて素敵。
まだ植え付けて間もない様子です。
公園内でゆったり寛ぐ親子を見ると、こちらもゆったり気分に。
『港の見える丘公園』へやってきました。
こここそお花でいっぱいです。
デッキに上がり、港を見下ろしてみました。
このサツキが満開になると、また見事なのでしょうね。
マーガレット系、デモルフォセカ系のハンギングフラワーで満ち溢れている園内でした。
『大佛次郎記念館』へ続く庭は『香りの庭』。
園内でスケッチしている方達が何人もいました。
薔薇はまだ小さな蕾状態でしたが、足元には色とりどりパンジー、ビオラ、チューリップが咲いていました。きれいに手入れされていること!
『花がら摘みが大変でしょうね』などと話しながら散策を楽しみました。
チューリップは花が開ききると、別の花のようになるのだ、と知りましたよ。
園内にあった、レンガでできたベンチ。
この後、『県立神奈川近代文学館』の周りを一周してから、『山手111番館』へ。
こちらはドジなことに、外観を撮り忘れてしまいました(>_<)。
なので内部の、しかもキッチンの写真しか残せませんでした(>_<)
ガラスが嵌った木枠の窓から庭を。
ダイニングルームにつづく小さな窓には、ガラス花瓶にいれたカスミソウ。
ホーローの鍋類と銀の燭台。雑誌の中の世界のようでした。
さて、公園前交差点まで少し戻ってから、右手に外国人墓地を見ながら散策をつづけました。
次々に洋館が見えてきます。
『 山手十番館』。道路から見える庭園から、結婚披露宴が行われている様子が知れました。
『山手資料館』
カラフルな外観の木造洋館には、開港当時から昭和期にかけての貴重な歴史的資料が展示されているそうなのですが、ここは外観だけで通過。 先を急いでしまいました。
『山手234番館』は涼しげな街路樹の向こうに。お花がいっぱいです。
目の前にバス停があって、バスを待つ人も素敵です。
向かいのベンチでスケッチをする方もいました。
『えの木てい』 。この大木が『えの木』なのでしょうか。
そして『エリスマン邸』に着きました。
少し歩き疲れたので、脇にあったベンチで一休み。
こちらは塗装仕立てのように、鮮やかなグリーンでした。
水分補給後、『エリスマン邸』の隣りにある『ベーリック・ホール』へ。
入口からしてこの雰囲気。素敵です。
曇り空にマッチする外観。素敵です。ボキャ貧で残念ですが、ホント素敵。
くすんだ感じの壁、アーチ型の正面玄関、レンガの組み模様、菱形の窓、それにソテツ。
上手く絵に描けたら、どんなにか素敵でしょうに。
こちらは内部公開されていますので、居間を撮っておきました。
居間といっても、まるで集会場のような広さです!
窓枠や椅子の一部がやわらかいブルーでステキ。
居間脇にある休憩室。
床の市松模様が効いていますね。
お昼の時間を大幅に過ぎてしまったので、ランチにしようと中華街へ向かいました。
代官坂を下って、一路中華街へ。
中華街朱雀門から入ってすぐ左手にあった『横浜ま(女へんに馬と書く字。変換できませんでした)祖廟』です。
横道を入った小さな中華料理店で『五目焼きそば』と『餃子』でおなかを満たした後、再び散歩開始。
『山下公園』は緑化フェア開催中だからでしょうか、お花がいっぱいでした。特にチューリップ。
淡いパステル調のチューリップに混じって、ダークなチューリップが印象的です。白いムスカリが可愛い。
赤レンガ倉庫が見えたので、予定外でしたが行ってみることにしました。
『開港の道・山下臨港線プロムナード』から眺めると、左手には赤レンガ倉庫が・・・
右手には大桟橋と大型の客船が見えました。
赤レンガ倉庫でアイスクリームを食べて一休みしました。
窓の外では『宇都宮餃子フェスタ』開催中で、大賑わい。
テント前を通ったら、餃子の美味しそうな香りがしていました。
最後に横浜の『キング・クイーン・ジャック』を写真に収めたくて、プロムナードを戻りました。
プロムナード上から眺めた『神奈川県庁・キング』
みなと大通りから撮った『横浜税関・クイーン』
同じく、みなと大通りから撮った『開港記念会館・ジャック』
ペン画にできたら・・・と思いつつ撮りました。
歩いたのは正味4時間くらい、11,000歩ほどでしたが、中身の濃い散歩となりました。
心地よい疲れと、満たされ潤った気持ちを感じながら帰宅したのでした。
今回行くことが出来なかった『外交官の家』や『ブラフ18番館』、またいつか別の機会を見つけて訪ねてみたいです。