本日放送されたAbema TVトーナメント、超早指し将棋決勝トーナメント一回戦第2局で、対増田康宏六段に勝利!
=======================================
台風12号の襲来が予想されていた 28日、八代弥(わたる、と読むらしい。『や』としか読めなかったです(*_*; )六段との新人王戦があり、激戦を制し132手で勝利しました!
ベスト8進出です!
八代六段は昨年の朝日杯優勝者だったそうで、強敵(>_<)。
投了後、しばらく口をきけない両人。特に八代六段は非常に悔しそうで、あの深浦九段に負けた時の藤井七段を思い出してしまいました。 ↓
そろ~りと入室してきた報道陣のインタヴューは、このビデオでは聞き取れず。
ネット記事によれば、藤井七段は
『早い段階で苦しくしてしまったかなと思っていました。ずっと攻められて苦しい展開が続いたんですが、最後に攻め合いになったあたりから徐々に難しくなった気がしました。最後の最後まで、きわどい局面が続きました』
と語り、一方八代六段は
『均衡が崩れたのが、どの箇所か、すぐには、ちょっと分からない』
と話したそうです。
また藤井七段は高校生になって初めての夏休み中で
『少し時間が出来たので、これまで以上に将棋に打ち込めたら』
と研究熱心なところをみせたようでした。
新人王戦、次は近藤誠也五段との対局だそうです。もし勝利すると、佐々木勇気六段と青島未来五段の勝者との対局となるそうですが。。。(ゾクゾク!)
こちらトーナメント表を見ると、今後楽しみな対局がきます。
右側の山の出口若武三段と甲斐日向三段の対局もそそられます。ここまで勝ち進んできているんだ。どちら頑張ってー!
===================================
その夏休み中の藤井七段について、杉本七段が谷川九段との対談で言及していましたので、ちょっと貼り付けておきます(^_-)-☆
こちらの対談記事です。
杉本七段:
「夏休みに入り、自由な時間を増えた。『じっくり将棋の勉強ができる』と言っていました。海に泳ぎにいったりはしないんじゃないかな。聞いた限りでは(家族旅行などの)予定はないようです」
谷川九段:
「(自分も夏休みは遊びたいよりも)将棋の研究をしたかった。(現在の藤井七段の状況を)ちょっと、かわいそうだなと思う。どこに行っても声をかけられたりするでしょう。ちょっと海には行けないと思いますね」
夏休みに入って、少し時間に余裕がありそうな藤井七段ですが、どうやら研究一筋のようです。これだけ有名な高校生になってしまたら、気軽に街歩きも難しい?
=====================================
7月後半の対局では、15日放送のNHK杯で今泉健司4段との一戦がありました。
史上最年少14歳でプロ棋士になった藤井七段と史上最年長41歳でプロ棋士になった苦労人の今泉4段との一戦ということで話題でしたが・・・
今泉四段が159手で勝利。NHK杯は1回戦敗退となってしまいました。
試合後の今泉四段:
「諦めていたわけではないが、自分の勝つ確率は1割ぐらいだと思っていた。『窮鼠(きゅうそ)猫をかむ』という気持ちで指した。勝った後は、実感が湧かなかった。
双方に悪手が出た戦いだったが、最後にミスをしたのが、たまたま藤井七段だった。内容は良くなかったが、自分の人生観が出た会心の将棋だった」
======================================
7月19日がお誕生日の藤井七段にとって、15歳最後の公式戦を勝利で飾ることができました。
=====================================
さらにその2日後の20日には延期されていた森下卓九段との順位戦C1組一回戦。
珍しくブルーのシャツの藤井七段。
森下九段は探検バクモンでも将棋会館で案内をしていた、あの優しそうな方。たしか増田六段のお師匠さんでしたね。
前日19日がお誕生日だった藤井七段、16歳になって初めての勝利を挙げました。
棋譜を貼りました。
=====================================
31日には西尾明六段との次の順位戦が待っています。こんなに忙しくては夏休み中、どこにも行けないですね。でも自分が大好きなことに没頭できるのだから、きっとすごく充実した日々なのでしょう。
(Abema TV インタヴュー記事より)