『旅するユーロ』は9月末までは第2シリーズを再放送中。
なので他に楽しめる語学番組はないかなと探していたら・・・ありました!
4月から始まり、今では木曜日夜のお楽しみとなった『世界へ発信 SNS英語術』です!
何気なく見始めたのですが、出演者の方々も番組に馴染んできたのか、地を出し始めてきていて?どんどん楽しくて気楽に学べる番組になってきてます。
最新トレンドや社会現象、文化慣習など、SNSを読み解きながら学んでいけるという番組です。
「旬の英語表現」といいますか、ネット上で日々生まれている新しい造語や、ネット上の省略語(なぞなぞみたい)や口語表現がゴロゴロ出てきて面白いです。
NHKの回し者じゃないですよ。でも楽しい様子をちょこっと紹介。
まず出演者たちですが:
気取りがなくてカラッと明るく感じがいい方です!
隔週で出演のパートナーはこの二人。
加藤さんとの掛け合いが、息ピッタリでとても面白い。
ガレッジセール・ゴリさん。
ポッと発する一言がとても愉快(^^)
ペナルティ・ヒデさん。
勉強に熱意を感じるし、その上面白い(^^)
Twitterの読み上げ役はネイティブパートナーのG・カズオ・ぺニャさん。
ゲストの方の訳に続き、カズオさんがTwitter中の語彙や慣用表現、口語表現、省略語などの説明をしてくれます。翻訳家の肩書を持つ方で、訳語がとても自然で勉強になります。
靴下の色がいつもお洒落!
ゲストの解説者はSNS系メディアで活躍する三人の方々。
毎週このうちの一人が、選んできたTwitterを紹介してくれます。
佐々木俊尚さん(作家・ジャーナリスト)
古田大輔さん(BuzzFeed Japan創刊編集長)
さらに二人の講師の方々が隔週でご出演。
その日のテーマに関連したTwitterを紹介解説したり、加藤さんにその日習った表現をつかって発信Tweetを書かせたり、添削したりします。
長年ニュース英語にご出演の鳥飼先生。最近お茶目な面も発揮して、楽しく指導、楽しく添削してくださっています。
内藤陽介先生(元ジャパンタイムズ報道部長)
スタートした頃は硬い表情だった内藤先生はここのところ本領発揮?
大分壊れちゃってて(>_<) オモシロイデス。
===================================
個人的に関心を引かれたた7月19日放送の#World Cupの回をリポートしてみます。
佐々木さんがホイッスルを吹くと浮かび上がってきた#WorldCupの文字!
W杯ロシア大会は今年6月14日から7月15日まで開催されていたのですが、その間世界中で盛り上がり、Twitterもものすごい数の投稿があったそうです。
この回のパートナーはペナルティ・ヒデさん。フットボールファンでロシアW杯全試合TV観戦した、感動した、寝不足ですと話すヒデさん。
『カズオさんは見てました?』と振られて
『ボクはウィンブルドン』と答えちゃうカズオさん。なんか、いい(^.^)。
『そっちで寝不足?』とズッコケるヒデさんと綾子さん。
ここで鳥飼先生の登場。『世界屈指のサッカー通というヒデさんにクイズを出します。』と言って出されたのがこちら。
『兵士達がヨーロッパで時間が空いた時に・・・』ともっともらしく答えているのを『時間もないので』と遮って『全然違うから』と解説を始める鳥飼先生。
『19世紀、イギリスでフットボールの協会を作ろうということで出来たんですね。ルールなんか決めてね。そこからAssociation Footballから、Associationから生まれました。』
納得いかなそうなヒデさん(^.^)
日本はグループリーグ初戦、大方の予想を覆して南米の強豪コロンビアに勝利したんですよね。これには私も驚きでした。それは喜びましたよ~。
コロンビア戦直後のTweet:
アフリカ(セネガル)、アジア(日本)の国々にとって素晴らしい日になった、ということなのですが、それというのも負けたのがポーランドとコロンビアという、フットボール強国揃いのヨーロッパ代表、南米代表チームだったから。
ここでは『gr8』の説明がされていました。Twitterなどで頻繁に使われるこうした略語はナゾ解きみたい(^^)。古くは『asap』『lol』『4U』などの流れから、日々新しく創り出されているんですね。
第二戦だったセネガル戦。引き分けて勝ち点4となりました。
セネガル戦後のTweet。席周辺のごみを拾って帰る日本のサポーター達に習って、他の国々の人々もごみを片付ける姿が見受けられた、とのこと。
ここではtidying up と a breath of fresh air を取り上げて解説。
こういう広がりは日本人として誇らしいし嬉しいです(^.^)。
なんとかグループリーグを突破した日本でしたが、ラウンド16でベルギーに惜敗。
これは最後踏ん張り切れず、すご~く残念な試合だった。
『やれやれ、日本と当たらなくてよかった。』
グループリーグの通過順位でイングランドと当たらなくてよかった、と呟くリネカーさんでした。
日本以外の気になったTweetとして取り上げられたのが、バイキング・クラップが話題になったアイスランド。
ある統計によると99.6%のアイスランドの人たちが『アルゼンチン対アイルランド戦』をTV観戦したそうだ、とのTweetに対して・・・
アイスランドチームのフィンボガソンという選手が
『残りの0.4%はピッチ上にいたよ!』
と返したという。(#^^#) 小国ならではのユーモア溢れる返しでした。
毎W杯ごとにピッチ以外で話題を振りまくマラドーナさん。
今回もTwitter上に多数登場だったそうで。
こちらは『ルネッサンス絵画の一シーンを創出』(#^^#)
ご丁寧に比較画も。
(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)
結局、ワールドカップはフランスチームの手に。
Congrats や salute それに It's a wrapなどを取り上げて解説。
最後に佐々木さんが選んだがこちらのTweetでした。
ロシアのパブリックヴューイング会場で撮られた光景だそうです。車椅子に乗ったエジプト人男性をコロンビアとメキシコのサポーター達が、スクリーンがよく見えるように車椅子ごと持ち上げてあげているシーンなんだそうです。試合はエジプト対ウルグアイ戦。これは本当にフットボールの試合以上のものがありますね。
佐々木さんのコメント:
『ワールドカップというと愛国心で戦い合うというイメージだが、つい過剰になって自国民以外を排除したりとか、戦ったりしてしまう。
でも思うのは、もちろん自国を愛国心に燃えて応援するけど、同時に他国チームもすごくリスペクトし、排除などしない。健全な愛国心みたいなものがある、というのがサッカーワールドカップのすごく良いところだ。』
各国のサポーター達が肩を組んで応援。ワールドカップならではの光景です。
ブラジル、イラン、フランス、ドイツ、クロアチア・・・
国の威信をかけた平和な形の戦い、W杯。
2006年ドイツ開催のW杯直前に読んだ記事の中の、Jaschka Fisher(ドイツ前外相)の言葉を思い出します。
Soccer: The Global Equalizer
当時の思いを書いた記事はこの別宅ブログに。
=====================================
書き出すと長々書いてしまうのが私の癖でして。。。
もう一つ、タイムリーだった話題を追加しておきます。
『#Summer Break』です。
この日のパートナーもヒデさんでした。
ゲスト解説者は塚越さん。
先ずはBreakという語『仕事などの中断、つまり休みのこと』と説明があり・・
最近壊れ気味?の内藤先生の登場です。(^o^)
Brain Freeze あるいは Ice Cream Headache と言うんですよ、と解説後・・
いくつかのTweetを使って
flip flops, in forever, be hyped , tbh, snapping necks and cashing checks
などが 紹介、解説され・・・
最後に内藤先生自らのTweetが紹介されました。
それが、こちら:
『炎天下では熱中症を避けるため水分補給を怠らないように!』
blazing sun, stay hydrated, heatstrokeなど語句の解説がされて・・・
三行目ハッシュタグを付けた形容詞を紹介。
今年の猛暑をよりリアルに表現出来るような形容詞でしたが、綾子さん、ヒデさんはこの形容詞より内藤先生の写真の方に気を取られて、集中できない様子(^o^)(^o^)(^o^)
最後に綾子さんの添削後の発信Tweetは:
『Beat the heat and have a fun summer!』
内藤先生の返しは:
『You're on fire. Stay cool!』
こんな調子で楽しめます!
=====================================