楽しみにしていた解説者としての藤井聡太七段デビューの日。
ニコ生へ行けたのは午後3時少し前になってから。対局室が映り、解説する藤井七段の声が聞こえてきました。あ~、やってるやってる^^
もう一人の解説者はおなじみの山崎隆之八段、聞き手は貞升南女流初段という安心の方たち。山崎先生は解説初出演で緊張しているはずの藤井七段を立ててあげようと、一生懸命に話して盛り上げようとする優しさが伺われましたよ。気遣いを感じる先輩達でした^^。
3時開始前の緊張感漲る対局室。羽生竜王も菅井七段もピーンと張りつめた表情です。
振り駒の結果、5枚すべてが『と』で、菅井七段先手番が決まりました。
この時、振り駒で先手後手が出る確率は50%50%だ、というような話を山崎先生が振り、やっぱり先手を取りたいよねと藤井先生二人で話したりしてましたね。
先手番となった菅井七段の戦形はどうなるだろう、と予想アンケートが取られました。
多くの人たちの予想通り『中飛車』に。
藤井七段も緊張気味でしたが、山崎八段のトークに導かれて、次第ににこやかな笑いをみせたりで、いつものように礼儀正しく、きれいな言葉使いで解説役をこなしました!
私はPCを傍において他の作業しながらの視聴でしたし、夕食準備などで視聴を中断もしたのですが・・・
その中断中、NHK7時のニュースで『藤井七段解説者デビュー』と報じるニュースが流れ、思わず手を止めて見入りました^^NHKにも愛されていますね~。
そう言えば先日行われた秋篠宮お誕生日会見の中で、秋篠宮殿下が若い世代の活躍が目覚ましいと述べていて、その一人として名前を真っ先に挙げられたのが藤井聡太七段でしたね^^
まあ、それはこっちに置いておいて・・・
大盤解説の合間に入る質問コーナーは、とっても楽しかったです。
色々な質問に生で答える藤井七段から素顔が見えてきました。
ニコ生のアンケートには『棋力→プロ棋士』として答えている、とか、今気になっているのはCPUでZen2が来年発売されるから買いたい、とかパソコンに非常に通じているようで、こちらはさっぱりチンプンカンプンでした。
負け試合の後はどうするか、とか、鉄道好きが分かるコアな話もしていましたね。
藤井七段は 高校生16歳なので労働時間の制限があるのでしょう。解説は20:00まで。最後までいてほしかったけれど、こればかりは仕方ありません。なにしろまだ高校一年生ですものね~。
初めて解説を務めたことについてのコメント:
「対局者と自分の読み筋を比較でき、非常に勉強になりました。
(自分の)対局より緊張しました」
結局試合は菅井七段が勝利。10時過ぎにニコ生へ行くと静かな感想戦が行われていました。菅井七段の感想戦はいつもこんな感じなのかな~、と思ったのでした。
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試合は残念ながら135手で斎藤王座に敗れちゃったのですが。。。7月の敗戦に続き、斎藤先生には連敗です。。。でも斎藤王座はお人柄もルックスも爽やかで、この人に負けてもしょうがないや、って感じですね。^^
夜10時半頃から始まった感想戦を見ると、この二人はとても相性が良さそうで、心を開いて語り合える素敵な同士に見えました。(贔屓目)二人ともよく喋るし感想戦を心から楽しんでいるみたい。王座戦本戦でもそうでしたが、和やかで良い雰囲気が、45分程も続いていました。
ハイライト映像。編集なさった方に感謝感謝です。
棋譜を貼ります。
感想戦ついでにいえば、今日のNHK杯戦、山崎隆之八段対丸山忠久九段の感想戦も賑やかで楽しそうでした。山崎先生、感想戦でしゃべることしゃべること。こんなに賑やかでいいの?っていうくらい。丸山先生は終始おっとり、ニコニコしていて、穏やか~な声と笑顔が優しい棋士さんでした。みんな個性あっていいですね。
来週のお楽しみはこれ↓ですね。去年のプレミアムフェスの再放送もあるようですので、録画予約忘れないようにしようっと。