新年最初の更新記事は、遅ればせながら『藤井七段C級1組順位戦、師匠と共に8連勝!』^^。
C級2組から続く順位戦デビュー以来の連勝を『18』に伸ばして、中原誠十六世名人が持つ最多連勝記録に並びました。
元日から新人王特別対局、豊島二冠戦を追いかけることになったのですが、さらに一週間後の8日にはNHKニュースにも取り上げられる『順位戦通算18連勝・最多連勝記録』を果たしちゃいましたから、記録しておかない訳にはいきません(^^♪
杉本昌隆七段も無敗の8勝をキープしていて、師弟アベック昇級が現実味を帯びてきています。関連記事をあちこちで目にします。
こちらの記事を引用させて頂くと:
上位者4人の今後の対局相手は
6位 近藤誠也五段 7勝1敗 次戦→藤井 最終戦→増田
7位 杉本昌隆七段 8勝0敗 次戦→船江 最終戦→千葉
ということで、2月5日の順位戦は大変なことになりますね~。全勝と一敗同士がそれぞれに対戦するのですね。なんという巡り合わせ!これは手に汗を握って祈らずにはいられません!
上の記事によると、こういうことらしい。 ↓
1) 杉本七段、藤井七段が共に勝つと → 杉本七段、藤井七段のアベック昇級決定
2)杉本七段が勝ち、藤井七段が負けた場合 → 杉本七段の昇級が決定、以下近藤五段と藤井七段の最終戦結果次第
3)杉本七段が負け、藤井七段が勝った場合 → 昇級者は決定せず、最終戦結果次第。有利なのは藤井七段、杉本七段、船江六段、近藤五段の順。
4)杉本七段、藤井七段が共に負けると → 昇級者は決定せず、最終戦の結果次第。有利なのは近藤五段、杉本七段、船江六段、藤井七段の順。
8日の『勝負メシ』でも載せておきましょう。2食ともカレーでした。
昨年最終戦に続いて3連続カレーで、最近カレーづいているようです^^
ランチは『黒毛和牛のカレーうどん』
夕食はココイチの『野菜カレー』
寒い日だったので温まるカレー、いいですね。
終局後のインタヴューで、師匠杉本七段との同時昇級の可能性について問われた藤井七段のコメント:
『やるべきことは自分自身の目の前の一局一局に全力を尽くすこと。』
周りの騒めきに左右されず、自分の目の前だけを見つめている姿。いいな。
2月5日の対局場は師弟共に関西将棋会館だそうで。昨年3月、初めて公式戦で師弟対決が行われた同じ館内で、どんなドラマが展開されるのか、期待が高まります。
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遡って1月1日には『新人王戦優勝記念対局』が放映され、元日からAbemaTV観戦となりました。
お昼前に少し観戦、最終盤のみライブ観戦出来ました。
素人目にはよく分からないのですが(^^;、世間では『快勝』だったと評判でした!
89手での勝利で手数的にも少な目ですし、『相手の得意な戦型に果敢に飛び込み、新たな工夫を繰り出して快勝』と評されているので、そうなのでしょう!^^
なにしろ現在ただ一人、二冠に輝く豊島先生に勝利したのですから、嬉しい驚きです。奨励会時代に杉本先生の計らいで練習試合を指させてもらったり、岡崎将棋フェスティバルでも公開対局で指したりしたけど、歯が立たず負けていました。昨年公式戦でも苦杯をなめた豊島二冠に勝利したのですから、今後の自信につながることでしょう。
試合後、藤井七段のコメント:
『先の棋王戦の時は完敗してしまって、豊島先生の強さというのは、普段の棋譜からも非常に感じていました。思い切りぶつかっていこうという気持ちで臨んだんですけど、もしかしたら本局も少し指せる展開になったかなというところで、なかなかそうはならなかったので、やはりそのあたりは、豊島先生の強さを感じました。』
豊島二冠のコメント:
『序盤から押されるというか、棋王戦の時は割と自分の方がペースを握っていたと思うんですが。今回の将棋は難しいような気もしました。自信がない局面が続きました。』
『藤井七段は本当に完璧な指し回し。見ていて本当に強いなと思いました。今年の活躍を予感させる対局だったかと思います。』
ハイライト映像:
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さて、お正月はインタヴュー記事がいくつか掲載されました。
こちらは『SNS英語術』でお馴染みの^^ 加藤綾子アナウンサーから受けた新春インタヴューです。
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毎日新聞に載った単独インタヴューもありました。
(インタヴュービデオ付き)
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このほか『将棋フォーカス』でも新春の挨拶で、NHKBSの新春将棋バラエティーでも詰将棋の問題を出題するなど、藤井七段を沢山見ることが出来ましたよ。
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藤井七段の次の対局予定は、今月20日に地元・愛知で行われる朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント。
1回戦では稲葉陽八段と対局が待っています。稲葉八段とは昨年NHK杯で激戦の末、敗れたのでした。あの時の粘りには凄まじいものがありました。見始めたらその場から離れられない白熱した試合だった記憶が・・・あの時のリベンジを果たせるでしょうか。
もし勝利できた場合、同日の2回戦に進み、さらなる壁、昨年と同じ佐藤天彦名人との対局があるかも。
2月5日より前にもドッキドキの日が来ます。
余談ですが・・・
1月6日のNHK杯将棋トーナメントは三枚堂達也六段対近藤誠也五段、解説は佐々木勇気七段で、見始めたら止まらず1時間半見続けてしまいました。
170手以上の熱戦で、結局三枚堂先生の勝利。解説の佐々木勇気七段によると、三枚堂六段は近藤五段の『天敵』なんだそうな^^
三枚堂先生と仲良しの佐々木先生の解説はとても面白く、また予想手が的中しっ放しでさすがでございました。