大変な試合でした。解説を聞いても難しい~(*_*;、
序盤藤井七段が良い形勢を築いていたけれど、杉本先生によると『攻めどころで少し慎重になり過ぎたかもしれない』とのこと。
ここ、という時に踏み込めなかったのが敗因のひとつだ、との声も読みました。
動画サイトのコメントなどを読むと『藤井七段に勝ち筋があった』けれど時間足りずに見落としたようだ、という声。そうなんだ。そうだったんですね。
同じ日の昼間、銀河戦の放送もあったので、敗戦を見たファンとしては、余計に『豊島名人にまた跳ね返された・・・』というガックリ感は、ありました。
メディアの声を少し拾っておきました。
『藤井七段がペースを握ったように見えたけれど、攻め込まれないように豊島名人の受けの手がすごく、結局押し返されてしまった。』
『藤井七段が受けの手を指してしまった。そこを名人に咎められてしまった。それまでは均衡を保っていた。』(1七飛が甘かった、との声)
『同じ県で壁になる人がいるというのは良いこと。』
『序中盤お互いスキがなく面白かった。特に終盤戦は面白かった。本当の熱い勝負だった。将棋界にまた新しい名勝負が生まれた。』
『面白く、内容も濃い名局だった。』
等々・・・
入室から対局開始映像:
終局後のインタヴュー映像:
棋譜を貼ります:
1時間程続いた静かな感想戦をニコ生で見ました。解説は山崎隆之八段、というか山ちゃん(気楽に呼んですみません(^^♪)と谷口由紀女流二段の二人。
豊島名人もタイトル獲得まで5回挑戦して跳ね返され、6度目にして初めて戴冠。
長い間の苦労の末に今がある訳なんですね。(しみじみ;)
17歳の藤井七段にとっては、いつかは越えなきゃならない大きくて分厚い、頑強な壁でしょうが、いつか来るその日を楽しみに待ち続けます。