また水彩画とは離れた無駄話を。。。
話題はThe Beatlesです。
(リヴァプール、Cavern 入口のこの写真、他に掲載した写真全て、ただ今休眠中の自ブログ、旅日誌フォトから持ってきました。2013年10月でした。)
今年はThe Beatles 来日50周年ということで、特別番組をちらほらと見かけました。
その中で先日、BSプレミアムで再放送された『世界・時の旅人 ビートルズを作った男』。タイトルに興味を引かれ、深夜再放送分を録画して見たのですが、とても楽しめたので記録しておこうと思います。(本放送は2004年だったらしい。)
5人目のビートルズ、などと呼ばれていたマネジャーのブライアン・エプスタインの足跡を、ビートルズファンだという劇作家・演出家で『自称ロックンローラー』のマキノノゾミ氏が訪ね歩く、というドキュメンタリーなのです。エプスタインいえば、確かB.カンバーバッチが『The Fifth Beatles』というタイトルの映画でエプスタインを演じる、と数年前に報道されてましたが、あれってどうなったのでしょう?(本ブログで書いてたな)
まあ、それは置いておいて・・・
そのマキノさんがロンドン、リヴァプールのビートルズとエプスタイン縁の地を訪ね歩きました。
エプスタインが経営していたレコード店跡地や、そのレコード店NEMSで『My Bonney』を買ったという女性ファン達を自宅に訪ねたり、Cavern Clubを訪ねたり、ビートルズツアーの公認ガイドだという女性(元ファン)にリヴァプール市内にある縁の地(ジョンやポールの住んでいた家やBeatles Museumなど)を案内してもらったり、ライブ演奏クラブで『I Saw Her Standing There』を歌って大うけしたり、エプスタインの眠る墓やRADA時代の学友だった女優宅を訪ねたり・・・
とにかく色々訪ね歩き、そして番組最後は、マージー川に浮かぶ船の上で『エプスタインへの手紙』を書くシーンでした。
リポート途中でのマキノさんの呟きが心地よく、ビートルズというグループをこの世に生み出すためにだけ奔走し、全うし、亡くなっていったエプスタインという人の人生、少し垣間見られた気持ちになりました。
全編にビートルズソングが流れ、懐かしかったですね。その後YouTubeで久方ぶりにアイドル時代の映像を見直したり、コピーCDを車の中で流したりして、さらに懐かしさに浸りましたよ。
今さらですが、こうして聴き直してみると、彼ら歌が上手かったのね。ジョージはギターが素晴らしかったのね。
私は熱狂的なビートルズファンではなかったけれど、やっぱり彼らのデビュー当時の歌を聴くと、思い出します、中学生の頃の衝撃を。
1960年代初め、日曜日の午前中にラジオで『洋楽ベストテン』(だったかな?)というような番組があってよく聴いていました。その番組で一位から四位まで全部ビートルズ!というような現象は、中二の私にも分かる衝撃でした。何かすごい大きな波がやってきたなぁ、という。確か『Please Please Me』『I Wonna Hold Your Hand』『She Loves You』『Twist and Shout』だったという記憶があるけれど、定かじゃないです。
来日50周年、ということは1966年来日、ということは私は高校二年だったんですね。そんなに懸命な気持ちはなかったけれど、周囲の子達がコンサートチケットを手に入れようと往復ハガキ出した、などと話しているので、私も流されて往復ハガキ20枚出して申込みしましたよ。全部外れましたけど。
何だかとっても懐かしい。高ニの夏休み、クラスの夏合宿があり、行き帰りのバスの中で皆でビートルズ歌ったな。『All My Loving』をものすごく上手く歌う男子がいて、バスの中で大喝采が起こった・・あ~懐かしい。
ビートルズの歌って、メチャロックンロールしてるものもあれば、物悲しく美しいメロディーのバラードもあれば、哲学的な意味深遠なものもあれば、社会的メッセージ性の高いものもあり、この歳になっても、まだ聴いて楽しんでいます。
(Hard Day's Night Shopで買ったリヴァプール訪問記念。ショップの袋が嬉しい)
はてなブログはYoutubeそのまま貼れないのかな。アイコンが出てこないんですけど。
仕方ないので埋め込みコードを貼っておきます。
ビートルズのコンサートビデオは星の数ほどYoutubeに上がっているけど、そのうちのメルボルンでのコンサート。懐かしさに浸れました。
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アップルレコード社屋上での『Don't Let Me Down』
レコーディングを終えた後、会社の屋上で関係者を前にして生演奏。人前で歌った最後の演奏らしい。カッコいいです。
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こちらはブログタイトルのもとになった『The Fool On The Hill』。
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もひとつ、The Beatles Lyricsも貼っておきます。
(リヴァプールの市内写真は自ブログの旅日誌に以前掲載したものです。)