2019年3月初旬も色々ありました。
まず5日、A級順位戦最終対局と同じくらい注目されていたC級1組順位戦最終対局があり、注目の4局はAbema TVで同時中継されました！
解説の戸部先生、三枚堂先生方が4組の対局を30分づつ解説、目まぐるしい展開でした(^^;。
そして 藤井七段は都成 竜馬五段に勝ち9勝1敗の成績で今季順位戦を終えたのでした！
この時点で今年度の成績は41勝7敗、勝率は0.8541。8日に行われる次の対局、竜王戦4組ランキング戦で畠山成幸八段に勝利すれば、勝率は0.8571となって、中原誠十六世名人の最高記録0.8545を抜くことになっていました。
対局後、勝利して9勝1敗という好成績だったにもかかわらず、昇級出来なかったことについて：
『前回敗れてしまったので仕方ないかなと思います。一局一局積み重ねていければと思います。一つ敗れてしまったのは残念ですが、ここまで順位戦の将棋はじっくり時間を使うことが出来ていると思うので、長い持ち時間を活かして戦っていければと思います。』
と冷静で謙虚なコメントを残しました。
棋譜を貼ります：
最終対局で、注目が集まった４対局のうち、最も早く決着したのは杉本八段対千葉幸生七段の対局。杉本先生が勝利し、B級2組への昇級を早々と決めました。
杉本先生、おめでとうございます！！
次に決着したのは船江六段対金井六段戦。船江六段が勝ち、この時点で藤井七段の昇級の芽が潰えました；；；
3番目に終局したのが藤井七段対都成五段戦。
最後に決着をみたのは近藤五段対増田六段戦。
前回の10回戦で対戦、敗北を喫した相手、近藤誠也五段は、この増田六段との対局に勝ち、9勝1敗として昇段＋昇級を決めましたね～。そして5日付けで即近藤誠也六段になっちゃいました。昇る時って一気に来るんですね。
増田先生は最後まで粘って粘って粘って・・・でしたが残念。
近藤六段は前回の順位戦で藤井七段を破ってから後、さらに好調、強いです！
藤井七段はこの日勝利しても、順位で上の3人のうち2人が負けないと昇級出来ないという厳しい状況でしたからね～。
そして結局昇級争いをしていた4人は、この日全員が勝った訳でした。すごいな、4人。
ということで、藤井七段のB級2組への昇級は残念ながらなりませんでした。
また来年度頑張ってくださ～～～い！
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順位戦でB級2組への昇級を争った4人、結果まとめ：
近藤誠也五段（6位 9勝1敗）対 増田康宏六段 近藤五段が勝利。B級2組へ昇級
昇段して近藤六段に
杉本昌隆八段（7位 9勝1敗）対 千葉幸生七段 杉本八段が勝利。B級2組へ昇級
船江恒平六段（14位 9勝1敗）対 金井恒太六段 船江六段が勝利。
藤井聡太七段（31位 9勝1敗）対 都成竜馬五段 藤井七段が勝利。
終局後、杉本七段コメント：
『失ったものを取り返すための戦いでした。諦めかけた時期もありましたけど、諦めなければ結果を出せることを証明できた。』
こみ上げるものをこらえる顔付で、声を震わせてのコメントだったようです。B級2組への昇級は4期ぶりだそう。前夜はたった2時間しか眠れなかったとのこと！2時間・・
杉本八段は昨年50歳になりましたが、50歳以上で昇級した棋士は杉本先生で17人目。50歳でB級2組へ昇級を果たした棋士は史上4位の年長記録とのこと。
杉本先生、素晴らしいです！
最後に藤井七段が昇級を逃したことを知って以下のようにコメント：
『（C級1組に）藤井がいたから昇級争い出来た。一緒に昇級するのが夢でしたので、自分だけ上がって申し訳ない気もします。棋士としては最高の気持ちですが師匠としては複雑な思いです。藤井には、一足先に上がったけれど、B級2組で昇級争いをしたいので、待っている、と言いたいです。』
あ～、なんというコメントでしょう。。心からそう願っている、というのが伝わってきます。
この日のお食事を載せておきましょう(^^♪。
ランチは
夕食はお気に入りらしいバターライス（マッシュルーム抜き(^^♪）。
都成五段も同じものを注文したらしい(^^♪。
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8日には竜王戦4組ランキング戦、畠山成幸八段との対局がありました。
112手で藤井七段が勝利。22：20頃でした。
その後の感想戦は1時間ほど続いていました。畠山先生が主にしゃべり、『昭和的な感覚ですね、これ』などと言っているのが聞こえた^^記録係の隣に座った協会の人？が質問したり。そのうち畠山先生の話に引き出されるように藤井七段も笑顔が出て、話を始めていました。
『同角ってヘンですか？』など、息子というか孫というか、くらいの年下の藤井七段に敬語使い！です。対局中とは違ってにこやかで優し気な方でした。
ふと気づくと、感想戦には都成五段の姿が！あれま^^！
この日の解説に、北浜健介八段と一緒に、またあの謎の横山泰明先生^^登場でした。
相変わらず自信なさげで^^『どうしますかね～』とか『分かりたい』とか『そう来ますか～』とかで面白かったです^^
終盤には増田康宏六段も解説に登場！北浜八段と共に、この一局を朝から振り返り、食事メニューまで含めた^^解説をしてくれました。
88手目の七６桂辺りから藤井七段ペースになったのでは、とのことでした。
いやはや、最後までハラハラの大熱戦でした。
この時点で今年度は42勝7敗、勝率は0.8571となって年度最高勝率の歴代最高となっています(#^^#)。今年度はまだ3週間ばかり残っていますし、この後の対局数は未定らしいですが、一戦一戦ハラハラドキドキが続きますね～。
棋譜を貼りました。
では勝負メシを載せておきましょう(^^♪。
ランチはイレブンの『チントンシャン』
夜はココイチのカレーを注文したのに、夕食休憩時間中ずっと対局室で考えていて食べなかった、と北浜先生と横山先生が話していたのですが、ホントに食べなかった？のでしょうか。対局中に席を外した時に急いでかき込めたでしょうか。だって23時過ぎまで感想戦していたから、そんな時間まで、とてももたないでしょう？
最後にひとこと。
藤井七段が将棋盤の脇に置いていた『贅沢保湿エリエールティッシュ』が気になりました(^^♪
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ところで、みろく庵が閉店するとの記事を先ほど読みました。
そうなんですね。急な話でちょっとびっくり。今月末閉店らしいので、その前に一度行けるでしょうか。
『ほそじまや』さんには昨年10月に行けたので、お彼岸で実家へ行く時にでも寄ってみたいです。
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仕事がらみで一日出かける予定だけど、出先で時々チェックします(^^♪。
