すごく遅れちゃっているけれど、朝日杯で4強入りした2対局を残しておかなきゃ、と思います!1月19日、朝日新聞名古屋本社朝日ホールで行われた公開対局です^^
1回戦は対菅井竜也七段(A級入り、そして現八段に昇段!おめでとうございます!)戦、2回戦は対斎藤慎太郎七段戦でした。
結果は藤井七段の2戦連勝!!4強入り!
準決勝へと駒を進めました^^ もう、ちょっと信じられない^^
1回戦が菅井先生でしょう(^^;、2回戦が斎藤先生でしょう(^^;、さすがに今年は難しいんじゃないかなあと心配だったです(^^;。
そんな不安をよそに2連勝・・・強いデス。
菅井七段(当時)戦は168手にも及ぶ大大大熱戦でした。だけど12:25頃、突然菅井先生投了(のように私には見えました(^^;)
残り時間にずい分差がついてしまって、1分将棋になってしまった藤井七段。厳しそうだなぁ、3年目はやっぱり難しいのかなぁ、と悲観的になっていたのですが。。。
形勢がコロコロ変わって、どっちに傾いているのかハラハラドキドキ。振り飛車が良いとか、藤井さんが良いとか、菅井先生の駒が硬い、動きにくい、とか。
この日の解説は佐々木勇気七段と三枚堂達也七段の幼馴染みコンビ^^。
二人とも解説良かったけど、特に佐々木先生の予想手がよく当たるし、分かりやすかったです^^。
藤井七段:
『途中からは苦しい局面が続きました。そこから粘り強く指すことができたと思います。』
菅井七段(当時)『終盤ぐらいまではいい勝負だと思ってました。急所で間違えてしまい、そこからはダメになってしまいました。』
斎藤戦に向け藤井七段:
『集中して粘り強く指し、いい将棋をお見せしたいです。』
一方斎藤七段は:
『自分らしい将棋を指したいです。』
その後、別室での感想戦は結構長く、穏やかな雰囲気で、時折にこやかに話し合いながら、13:15頃まで30分位続いてました^^。対藤井七段でこんなに穏やかそうな菅井先生の表情、見るの初めて!なんだか嬉しい^^
遠慮がちに二人を見守る杉本先生!
菅井七段(当時)戦棋譜を貼らせて頂きます:
午後からの2回戦、斎藤慎太郎七段戦も熱戦となりましたが、147手で押切り勝利。
対局前、Wティシューで顔を拭く藤井七段が目にとまりました^^。暑いのかな。
五5角を指した辺りがポイントだった、とのこと。(簡単過ぎですみません(^^;)
16:15頃終局。
午前同様、大盤解説後、
記者の質問に答え
その後、感想戦でした。
ひとり感想戦会場で藤井七段が来るのを待つ斎藤七段。
二人の感想戦も長く、17:25頃まで続いてました。
二人ともよくしゃべり、感想戦を心から楽しんでいる様子でした^^
12:00のニュース映像:
斎藤七段戦棋譜を貼らせて頂きます:
準決勝・決勝は来月2月11日、有楽町朝日ホールで行われる予定。準決勝の相手は千田翔太七段です。もうひとつの試合は阿久津主税八段対永瀬(鬼軍曹)拓矢二冠!
来月11日は大変な一日になりそうです(^^♪
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もうひとつ。
朝日杯戦の3日前、C級1組順位戦8回戦が行われました。令和2年の初戦です。
対局相手は小林裕士七段(通称デカコバ先生^^)。
結果は77手で勝利。
これで順位戦8連勝、B級2組昇級まであと1勝となりました。
終局は19:04。順位戦にしては早い時間でした。
藤井七段の消費時間が5時間23分だったのに対して、小林七段は2時間20分だった、とのこと。
藤井七段コメント:
『最後まで難しい将棋でしたけど、5七角を発見して指しやすくなりました。残り2局も気を引き締めて臨みたいです。』
小林裕士七段戦棋譜貼らせて頂きます:
昇級がかかる対局もあり、2月は本当にスリリング&エクサイティングな月になりそう^^です!!