5月13日、東京将棋会館で順位戦B級1組の1回戦が開幕しました。
藤井王位・棋聖の第一回対局相手はミウミウこと三浦弘之九段^^。
公式戦では今年の朝日杯決勝戦以来の対局です。
結果は109手で藤井二冠の勝利。
開幕戦を白星で飾りました。
これで順位戦の連勝は22と伸び、順位戦連勝記録、歴代2位の記録(羽生先生、渡辺先生)と並んだそうです。
先手番の藤井二冠でしたけど、15:00頃から徐々に三浦九段の方に形勢が傾いてきていて、一時は30%対70%辺りまで振れていました。お仕事終えてAbemaへ戻った時もまだ苦しそうな状況だったのですが。。。
88手目、三浦九段が2五歩で藤井二冠の飛車を取ったとたん、形勢に変化が!
50%対50%に戻った!
この後は、形勢優位を保ったまま正確に指し続けて、109手で投了に追い込んだのでした!!
いつもながら、最後のドラマティックな展開は感動的。すごかったです。
解説者としてご出演の杉本先生と本田五段。
0:12 ここで6五歩でしょう、弟子には教えてきたので。
(藤井二冠が6五歩を突くと)突きました、と師匠の声が弾みました(^^♪
待望の6五歩!
0:26 三浦九段が投了。109手で勝利!
杉本先生『すごい将棋でしたね。』『8五飛がすごかったですね。』
などと感嘆することしきり。
本田5段『6五歩は格調高い一手でしたね。』
解説途中、本田5段から『どちらもちたいですか?』の質問に、杉本先生
『私情を抜きにして先手を持ちたい』などと話していて、終始、お弟子さん支持?でしたよ(^^♪(^^♪
逆転もある、逆転もありうる、と何回か言っていて、弟子の逆転チャンスを心待ちにしている様子でしたね。見ているファンとしては心を一つにして見ていられました(^^♪
(対局中はウレタンマスク)
終局後、記者質問に備えて、ウレタンマスクを外して、用意してあった不織布製マスクに取り換える聡太先生。もしかして、不織布マスクの方が飛沫防止効果が高いとされているから、記者達への気遣い?(^_-)-☆
細かい気遣いですね~
(終局後、記者質問時には不織布マスク)
深夜に及ぶ熱戦でした。千駄ヶ谷の将棋会館と神宮前のAbemaスタジオ。
終局後、師弟は、どこかで会って話をする機会があったのでしょうか?
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一週間遡って5月6日、王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦が行われました。
対局相手は『地球代表』深浦康市九段。
この試合、藤井二冠は105手で敗れ、半年間続いた連勝が19でストップしたのでした。
途中まで将棋ソフトの判断では、ずっと少し優位という状態を保っていたのですが・・
仕事を終えてAbemaへ行ったら、逆転されていました(*_*)
終局後のコメント:
『連勝は意識せずにやってきました。ここまでが出来過ぎでした。
じっくり反省して、次に生かしていきたいです。』
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さて、 毎週土曜日の夜はAbema トーナメントを楽しんでいます(^^ゞ。
予選Aリーグのチーム藤井『最年少+1』は、見事2連勝で予選突破を決めましたね。
第4回Abemaトーナメント・予選Aリーグの第2試合、チーム藤井対チーム稲葉、チーム藤井対チーム三浦のリポートを、Abemaの記事から貼りました。
Abema TVから記事
土曜夜の放映と一緒に、各チームのTwitterも、すごく楽しく読んでいます。
ツイートに個性が出ていて、とっても面白い。
感想戦を除けば、普段の対局では一切というか、めったに言葉を発しない棋士の方々のつぶやきに人柄が出ているので、とても興味深いし、棋士達を身近に感じることできていいですね。
で、今夜は『チーム・シン・レジェンド』対『チーム・一刀流』。
レジェンド年代の方達の素晴らしさに魅了されております!
菅井先生以外はほぼこの年齢層。今夜もまた、ドッキドキの好試合が沢山見られることでしょう!楽しみ~!ワクワク!!