1年遅れのオリンピックが始まります。
コロナ感染拡大が続いているため、現在東京は4回目の緊急事態宣言下にあります。
県をまたいだ移動は自粛するよう求められているため、メイン会場となる新国立競技場近くにある実家へは、1年近く帰れていません。
（2020年9月22日・新国立競技場）
これまで、用事で実家へ帰った時、いつも、という訳ではないのですが、よく新国立競技場が出来上がっていく様子を写真に収めてきました。
オリンピックが開催される時、その賑わいと一緒にブログに載せようと思って、溜めておいたのです。
世界中に広がる感染症という、思いもかけない事態となったため、オリンピック開催中のメイン会場としての雰囲気を写真で残すということは出来なくなりました。
移動が出来ない状態の今、せっかく撮り溜めたものなので、せめて変化していった競技場とその周辺の記録だけは残しておこうと思いました。
やっぱり、ここは、私にとって思い出いっぱいの場所なので。。。
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まず旧国立競技場の思い出から。
以下は、取り壊される以前の旧国立競技場を記録しておかなきゃ、と2014年6月25日に書いた記事です。旧ブログ『Powder Blue Sky』からコピーしてきました。
ちょっと感傷的デス💦
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2020年東京オリンピックに向けて、現在ある国立競技場の解体工事が7月から始まる。
国立競技場
私が生まれ育った町のシンボル
実家から徒歩2，3分のところにそびえている。
実家に帰る時は、千駄ヶ谷駅からでも
大江戸線が開通してからは『国立競技場前駅』からでも
その脇を通っていく。
そして実家とは目と鼻の先にある明治公園と日本青年館。
みんな取り壊されて、新しい競技施設に生まれ変わるらしい。
ニュースで見かけた新国立競技場は流線型の屋根を持った
近未来型の建物みたいだ。
ふるさとの町の風景が一変する。
懐かしい景観を目に焼き付けておこうと思った。
明治公園側にある競技場代々木門。
もう一部覆いが作られていて、工事車両らしきものも見られた。
代々木門前はタクシーの休憩所になっているらしく
この日もタクシーが何台も停まっていた。
向かいにある明治公園。
緑が生い茂る憩いの公園だ。
フリーマーケット、ドッグショーなどでいつも賑わっていた。
『原発再稼働に反対』する集会など様々な集会に使われて
政治家、作家など著名人が来たりもした。
公園の向こうに見えるのは日本青年館。
いつもあそこに建っていた。
明治公園から草思社側を眺めてみた。
代々木門の脇にあった競技場案内板。
競技場沿いに千駄ヶ谷門方向へ歩いた。
この緑地も明治公園の名称で、公園の一部だった。
涼しげな木陰を提供してくれてたな。
こんな看板が
電話ボックスも懐かしい。
明治公園案内図。
これで見ると、この緑地と体育館周辺までが『明治公園』だったのだ。
知らなかったな。
日本青年館前の公園のことだとばっかり思っていた。
外苑西通り沿いのバス停『明治公園』。
バス停の名前も変るのだろうか。
シートで覆われ始めている競技場。
深閑としていて人影もまばら。
さらに緑地内を進むと、競技場と東京都体育館を結ぶ『明治公園橋』がある。
橋から競技場側を望む。
橋の上から緑豊かな緑地公園を望む。
国立競技場、千駄ヶ谷門にやってきた。
多くのマラソン名勝負が生まれたマラソンゲート。
掲示板に競技場5月のイベントを知らせるポスターが貼られていた。
国立競技場、最後の競技を知らせるポスター。ラグビーだったのだ。
千駄ヶ谷門側にあった競技場周辺マップ
写真を撮っていたら、警備の人が門を片側開けてくださった。
『学徒出陣の碑』があった。
新競技場ができても、この碑はまた同じ場所に建てられるのだろうか。
警備の方に尋ねたら、多分同じ場所に再建されるのではないか、
歴史的に大切な碑なので移せないだろう、とのこと。
千駄ヶ谷門の向かい側にある明治神宮外苑スケートリンク。
懐かしいな。
青校時代に一度だけ、クラスメート達と学校帰りに寄って滑ったことを思い出した。
『ころぶほどおもしろい』か・・・
スケートリンク側から競技場側を眺めた。
『1964年 東京オリンピックの感動を再び、ここ国立競技場で！』の垂れ幕が。
もうすぐこの景色、見られなくなるのだ。
そう思うと、ジワーっと感傷モードに。
こんな避難マップまで、記念に撮ってしまった。
最後にこの地下鉄駅『国立競技場前駅』から帰宅の途についたのだった。
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さて、ここから新国立競技場の記録です。
競技場だけでなく、周辺の（鳩森神社など）様子も撮りました。
解体工事後、建設が始まっている新国立競技場。
これは上記記事から約4年後。
2018年3月3日、仙寿院交差点、ビクタースタジオ側から撮ったもの。
この日の千駄ヶ谷駅前。
子供の頃、代々木病院へ行く時、よくこの道を通りました。『日高屋』さんができているんですね。
この日の将棋会館。人影がありませんね。
帰り際、地下鉄大江戸線、国立競技場前駅で撮った一枚です。
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それから3カ月後の2018年6月、少し上へ積み上がった感じの競技場。
この日は鳩森神社境内で写真を撮っておきました。
紫陽花が綺麗に咲いています。
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2018年9月22日です。どんどん高くそびえてきました。
『大江戸線・国立競技場前』から仙寿院交差点方面に向かっています。
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2018年10月27日。
仙寿院交差点、以前霞ヶ丘団地が建っていた方向です。
交差点をまたいで大きなブリッジが建設され始めていました。
もちろん鳩森神社にも寄りました。
そしてお隣の将棋会館も(^^♪
そうそう、この日、棋士達もよく注文をする『やまがそば』に寄って、天ぷらそば食べたんですよ！(^^ゞ 最近は『はとやぐら』が多いのかな。
帰り際、少し日が陰った頃の競技場。
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2019年1月5日撮影。
競技場の姿になってきました。
外苑西通り、青山方面に向かってます。
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2019年2月になりました。
仙寿院交差点をまたぐブリッジの形が現れてきました。
またまた、この日も鳩森神社に行ってきましたよ。
棋士の方達が集う将棋堂。
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2019年7月21日。仙寿院交差点です。
競技場もブリッジもほぼ完成形になりました。
ブリッジの向こうにも高層の建物建設中。
鳩森神社では夏祭り。将棋大会のお知らせののぼりも。
昔の記憶に残っている交差点とは、大分様子が変わってしまっています。
奥に見えるのは千駄ヶ谷駅。
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2019年9月1日に撮影。
植栽も入ってきて、出来上がってきましたね。
仙寿院交差点。ブリッジの先に見えるビルも出来てきてます。
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2019年9月23日撮影。競技場前駅から。
周囲を覆っていたフェンスが、大分取れてきました。
オリンピック仕様のタクシーも走り始めていました。
私みたいに写真を撮っている方達、いますね。
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そしてこれが最新、といっても2020年9月22日の姿。
この日以降、移動自粛で出掛けていません。
2014年の頃と景色が一変してしまいました。
こうして追ってみると、あっという間だったようにも思えるし、母を見送るという大きな変化があった年月でもありました。
生まれ育った町の景色は激変しました。
変化のスピードに追い付いて行くのは大変なので
自分自身は、無理せず、ゆっくりと流れるままに任せます。
