7月17日、藤井五冠にとって10代最後の対局となる棋聖戦五番勝負の第4局が、名古屋市万松寺で行われました。
そして104手で勝利👏👏対戦成績3勝1敗として、棋聖防衛を果たしました👏👏👏!
すごいな~~これでタイトル9個目です。
棋聖タイトル3連覇!!。
少しづつリードを奪い、その差が徐々に広がり、
終局は18:30、104手で永瀬王座が投了でした。
解説の郷田昌隆九段によると、序盤で6筋の歩を突いて、先手に飛車で取らせる工夫をみせたところが『相掛かりを指す棋士であれば考えたことはあるが、深く追求してはいない形。実戦でも数は少なく、藤井棋聖が今回の対局のために用意してきたんだと思う。』とのこと。(郷田先生、今日のNHK杯では増田康弘六段に見事勝利!)
終局後のインタビューで:
『序盤から前例の少ない展開になりましたが、こちらが歩損する形でまとめ方が難しいのかなと思ってやっていました。終盤はこちらの玉が薄い形が続いたので、形勢がわからないまま指していることが多かったと思います。』
20:30から始まった記者会見の模様を貼りました。
バースデーケーキのカートを押して出て来る杉本先生の表情がなんとも・・・(^^♪
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今シリーズ第1局は2度の千日手指し直しの後、敗戦。
永瀬先生にリードを許すことから始まりましたね。
対局数が減って、実戦の場数が少なくなったためなのか分かりませんけど、何だかエンジンが温まっていないような様子だったのですが・・・
第2局の勝利からエンジン掛かってきた感じになりました!
6月15日、新潟県で開かれた棋聖戦第2局でしたが、これに138手で藤井五冠勝利。
この試合、ずっと互角、どちらかというと押され気味でしたけど💦
116手目、9七銀で形勢が急転!
終局は19:23。
時間の差は広がるし、形勢はグラグラ大幅に揺れるし、本当に一時はどうなることかと、ドキドキヒヤヒヤでしたよ。
アベマの記事の一部を引用させて頂くと:
『永瀬王座の寄せに自玉が追い詰められていたところ、藤井棋聖は飛車を見捨てて早逃げを選択。これにABEMAの中継で解説を務めていた飯島栄治八段(42)が「逃げるんですか!?取らなかったんですか…。これは藤井さん、危なくなりましたね」と指摘した。
実際、ABEMAの「SHOGI AI」でも形勢は大きく永瀬王座に。ところが飛車を永瀬王座がただで取ったところ、形勢が一気に藤井棋聖に振れた。「あ、でもそうか。えっ!?」。飯島八段も混乱した。上部脱出を狙っていた永瀬玉に対して、藤井棋聖側に退路を防ぐ手が発見されたからだ。 持ち駒の銀をただ捨てし、永瀬玉の脱出ルートをぴったりと塞ぐ手を見た瞬間、永瀬王座の動きまで止まった。
この局面を境に、勝負はあっという間に藤井棋聖のものに。飯島八段は「次の一手に出てくるような手。これは驚きました。すごくないですか!?そんな手があるんですか。実戦で出てくるとは…」と、解説にならないほど呆気に取られていた。』
2連敗するのかなあ、とドキドキでしたけど、最後はすごかった~!!
終局後のインタビュー:
そして感想戦ノーカット版:
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休む間もなく明日は移動して神戸での王位戦に臨む予定ですね。
忙しすぎる日程くらいの方がノッて来ていいのかな(^^♪
20~21日の王位戦第3局、週末のABEMAトーナメントと、将棋観戦に明け暮れて、他の事が疎かになりそうです(^^♪