The Fool On The Hillside

子は巣立ち、仕事も減り、始めた趣味の水彩画。記録しておこう!と始めたブログです。

下総中山・法華経寺+アンドリュー・ワイエス展

平成から令和へ。

今年は例年より長い10連休となったGWでした。

前半はお天気がぐずつき気味で気温も上がらず、でしたが後半は晴天で気温も22~25度に上昇、お出かけ日和となりました。

ほぼ家の周りをうろついていただけですが、2回だけお出かけしました。

 

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 2度目のお出かけは・・・。

毎年母、妹と3人で、この時期に訪れていた千葉県下総中山にある法華経寺という日蓮宗のお寺へ、母が遺した写経を収めるために、妹と二人で出掛けました。

 写真をあまり撮らなかったので、こちら↓を貼ります。

 

ja.wikipedia.org

 

(以下、一部市川市観光協会サイトから写真を拝借しています)

 

 総武線下総中山駅で降りて、駅前から始まる参道を10分程歩くと、法華経寺仁王門(赤門とも三門とも呼ばれているそうです)に到着します。

 

この駅前から仁王門へ至るまでの、ゆるい坂道になっている参道は、いかにも昔からの門前町といった風情を残しているんですね。和菓子屋さん、お煎餅屋さん、瀬戸物屋さん、花屋さん、お蕎麦屋さん等々が軒を連ねています。

 

ここ10年以上、毎年お詣りしているのですが、やはり年々の変化を感じます。今年気付いたのは大きな保育園が出来ていたこと、ここ2年程閉店していた駅近くのお蕎麦屋さんが再び営業を始めていたこと(名前が変わっていたような・・・)、仏具店がなくなっていっていること等々。

それでも狭い参道をゆっくり歩いていると、昔懐かしい気持ちになります。

 

仁王門をくぐると両側に桜の木がズラッと並んでいて、桜の季節はさぞ綺麗だろうな~と思わせてくれます。訪れるのはいつもこのGW中なので、残念ながら桜満開時にはまだ来たことないんですよね(^^;。

 

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市川市観光協会サイトより ― 桜の季節の参道、茶店

 

桜並木を過ぎた辺りにはお茶所や土産物店があり、その奥に五重の塔、大祖師堂などが見えてきました。

 

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市川市観光協会サイトより - 桜の季節の祖師堂)

 

祖師堂でお詣りを済ませてから、右手奥にある本院(鬼子母神堂)へ向かいました。

こちらには日蓮聖人御真刻の鬼子母神が安置されているらしい。

毎年御札を買い、『家内安全』の祈願祈祷を受けます。この時に写経を納めることが出来ました。さらに今年は、昨秋京都旅行した時に購入した御朱印帳を持っていき、御朱印も頂きました。日蓮宗では朱印を『御朱題』と呼ぶそうなので、正しくは『御朱題を頂きました。』!(^^)!

 

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 鬼子母神堂を出ると右手にあるのが『大荒行堂』。

毎年11月1日から2月10日まで『寒百日荒行』という荒行がこの中で行われるらしい。

  

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鬼子母神堂を背にして見える景観。

奥の方に大祖師堂が見えます。毎年この時期、ツツジがとても綺麗です。

 

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法華経寺を後にして、京成電鉄中山駅』近くにある『すみれ堂』に立ち寄りました。これも毎年のことなのですが、お気に入りのお煎餅をここで3~4袋お土産にゲット・・・と行きたかったのですが、一番のお気に入り『黒コショウ煎餅』が売り切れ。代わりに落花生入りのあられを買いました!(^^)! これも美味しい!

 

駅近くのファミレスでお昼を済ませ、午後から向かったのは『四ツ谷』。

総武線一本で四ツ谷に到着しました。駅を出ると、何やら空が怪しい雲行きに。

遠くに雷鳴も聞こえ・・・

なので急ぎ足で、まず向かった先は、ある『たい焼き屋』さん(^^♪。

 

妹のリクエストで 『ドキュメント72』の舞台となった、たいやき屋さん『わかば』に寄ってみる予定でした。

四ツ谷見附の交差点から歩いてすぐの、角を曲がった右手にありました。

でも残念ながらGW後半は休業中。壁にお休みのお知らせが貼られていました。

私はその回を見逃したのですが、このお店にやってくる人々がとてもユニークで面白かったらしいのです。再放送があれば見てみたいかな。

私たちと同じように、お店を訪れて、休みだと知って写真だけ撮って帰る二人連れが他にもいました(^.^)

  

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 仕方なく四ツ谷駅まで戻り、今度は地下鉄丸ノ内線に乗り、一駅目の四谷三丁目で下車、『アンドリュー・ワイエス展』が開かれている『美術愛住館』へ向かいました。

 

四ツ谷三丁目駅から地上に出たところ、雨がポツリと当たり、ちょっと慌てました。

事前にストリートビューしておいたので、迷わずにすぐ到着。

 こじんまりとした新しい美術館です。

 

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アンドリュー・ワイエスの名を知ったのはNHK日曜美術館』でした。調べたところ2017年9月に放送され、その後再放送もされました。

私が見たのは多分2018年1月の再放送の方だと思います。

今回頂いたリーフレットに『卓越した描写力で寂寥感と詩情に満ちた画風を築きました』とあります。まさにそう!で、胸に迫る寂寥感、精緻、静謐、何とも言えない静けさにとらわれます。

 

放送内容は、有難いことに、こちらのブログ主の方が詳しく伝えてくださっていました。二人のゲストの言葉がとっても良かったです。

 

blog.kenfru.xyz

 

この放送後、つい最近4月21日の『アートシーン』で四ツ谷ワイエス展開催中を知りました。

行きたいなと思っていたので、願い叶って行けてよかった!(^^)!です。

 

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 美術館を出る時も雨はポツリ、ポツリという程度でしたから傘は使わずにすみました。

6時前には帰宅出来、実りある一日を過ごせました(^^)!