飛騨・美濃の旅の続きです。
3日目は高山から南下、まず郡上八幡へ向かいました。
この日は朝から小雨が降る生憎のお天気。
そして郡上八幡に到着した頃には、雨粒が少し大きめに。
城下町プラザ駐車場に11:30近くに到着し、雨の中『やなか水のこみち』を目指しました。『宮ケ瀬橋』を渡ってすぐの『さんぷる工房』にちょっと立ち寄って、握り寿司やらグラスビールやらの可愛らしいキーホルダー等手に取ってみたりし、先を急ぎました。
雨の中、地図を片手に『やなか水のこみち』を探したのですが、、、見つからず💦
『願蓮寺』までは行ったのですが見つからなかったので、仕方なく『いがわこみち』へ行くことに。雨に濡れて紙の地図がぐにゃぐにゃになってきました💦
『郡上八幡旧庁舎記念館』へ行き、まずはお昼を食べて腹ごしらえ。
その裏手にある『いがわこみち』はすぐに見つかりました。
雨で用水路が増水していて、今にも溢れそう。
紫陽花などが咲いていて趣のある小路でした。
もっと良いお天気の日にゆっくりと歩きたかったなぁ。。。
14:00頃、美濃市『うだつの上がる街並み』に到着。
雨が上がってました!!
江戸時代の情緒が残る街並みを散策しました。
美濃紙をつかった提灯を作っているお店に入って、元気なお嬢さんが、小さくて可愛らしい提灯を手作りしている仕事場を見ました。
美濃紙でできたお土産を少し購入。
ふと目に入った『街並みギャラリー』の文字。
『山田家ギャラリー』に入って、展示されているちぎり絵の数々を鑑賞しました。
これが素晴らしかったです!!どの作者の作品も個性溢れていて本当に素敵でした。受付の方に色々と話を伺っていたら時間が過ぎてしまい・・・
その後はさ~っと町を見て、集合時間に間に合わせました。
この日は15:45頃だったかな、早めにホテル到着。
雨も止み、心配された鵜飼も予定通り行われると聞きました。
夜の鵜飼観覧に備えて、17:00から早めの夕食。
この日の夕食は薬膳と聞いていて、どんなお膳なのだろう、と思っていたのですが。。。
これがとてもキレイで美味しくて、手の込んだお料理でした!写真を撮っておけばよかったです。『美濃薬膳・お献立』だけ持ち帰りましたが。 ざんねん。。
食事の間、20~30分かけて料理長の方から、献立の説明がありました。私たちはお食事しながら『そうなんだ~』と聞いていましたよ。
さて18:45にホテルロビーに集合して、いよいよ鵜飼観覧に出発。
私達が乗った船は、船着き場から観覧場所へ移動。そこで上流からやってくる鵜舟を待ちました。
19:45、合図の花火が4発上がり・・・
しばらくすると、上流から6艘の鵜舟がやってきました。
私達の舟は5艘目に並走する、ときいていました。
その5艘目がやって来て、それに並走して、間近で鵜飼を観覧。
歓声があがって、皆さんのテンションあがってましたね~。舟の片側に多くの人が寄っていってしまい、船が傾き加減💦
真っ暗な川面に、火の粉がバンバン散る中、鵜を操る鵜匠さん。そして鵜達を間近で見ました。鵜というのは、結構大きい鳥なんですね。
1,300年以上もの歴史を持つ伝統的な漁を見ること出来てよかったです。
最後に『総がらみ』といって、6艘が川に横並びして、一斉にアユを浅瀬に追い込むという漁法を披露。
真っ暗な川面に、松明の明かりがゆれて、とても幻想的で美しい光景でした!
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最終日、第4日目、岐阜市から長野県との県境にある馬籠宿へ移動です。
傘がいるかいらないか、くらいの小雨模様でした。
石畳の坂道の上までバスが連れて行ってくれました。なので、雨に濡れた石畳の(ちょっと滑りやすい)坂道を下るだけ、でした。
『江戸情緒溢れる宿場町・馬籠』というキャッチフレーズの町。確かに素敵な坂道です。海外からの観光客にも人気のようで、雨の中、外国人観光客も多く見られました。
こんな雰囲気のお土産屋さんが、そこここに。
坂道の途中にあったそば処で手早く昼食を済ませました。
店内ジャズがかかっているお店で、この馬籠宿の雰囲気とそぐわないようにも思えたのですが、白くてモダンなそば処で『なめこ蕎麦』をいただきました。
飛騨・美濃で食べるお蕎麦は、どこも皆固かた目の茹で方で、『お蕎麦!!』と感じられてとても美味しい。ここのお蕎麦も固ゆでで、大きいナメコが辛味大根と一緒に添えられていて、美味しかったです。
今回の旅行で最終観光地となったのは、長野県飯田市にある『元善光寺』でした。
長野市の善光寺とこちらの元善光寺の両方をお詣りしなければ『片詣り』と云われているそうなので、以前お詣りした善光寺と合わせて、やっと善光寺詣りが出来たようです。
善光寺でも体験しましたが、こちらの元善光寺でも『お戒壇巡り』が出来ました。HP解説よると
『御本堂外陣から履物を履いたまま、仏様の胎内巡りを模した暗闇の中、手すりを辿って進み、ご本尊の真下に位置する極楽往生・開運の錠前に触れて、仏様とより深いご縁を結ぶ』
というもの。
真っ暗闇の中、手すりを頼りに御本堂を一周してきましたよ。
この後、バスは茅野駅へ向かい、そこから『特急あずさ』に乗って新宿経由、帰宅しました。
3泊4日の旅行は長いようであっという間でしたね~。
帰宅後2日間は疲労感から、ダラダラ過ごしてしまいました。
さあ、日常に戻らねば。