8月11日は午前中にNHK杯トーナメント、阪口悟六段戦が放送されたのに加えて、午後にはJT公式戦三浦弘行九段戦の生中継あり、でファンは大忙しでした(^^♪。
阪口悟六段といえば、2年前連勝中にYAMADAチャレンジ杯で対局。
珍しくミスを連発したらしい藤井四段(当時)が、自分に苛立ったのか膝を思いっきりバシーっと叩くという、なかなか見られない姿を見せてくれた^^時の対局相手。
終局時、二人とも疲労困憊といった体で、ガックリ、ゲンナリしていた姿が目に焼き付いています^^
阪口六段は予選で藤原直哉七段、小林裕士七段、中村亮介六段を破って、初めてのNHK杯本戦出場を決めたとのこと。対局前の意気込みを語る際に
『念願のNHK杯に出られたので、一局でも多く皆さんに見てもらいたい、と思います。
自分は振り飛車党なので本局は出来れば中飛車をやりたいです。それには先手番がほしいです。』
と語っていました。正座するとその体格の良さがよく分かる^^、穏やかそうな方です。
一方藤井七段は本局の戦い方を尋ねられて
『あ、はい、早指し戦なので持ち時間を有効に使って、決断よく差したいです。』
今季NHK杯戦の抱負は?の問いに
『あ、はい、過去2回の経験を生かして上を目指して戦いたいです。』
と、落ち着いた様子で答えました(^^♪
『あ、はい、』は健在でした(^_-)-☆
二人の対局は今回3回目でした。そして結果は、
120手で藤井七段が勝利。
この坂口六段戦は外出していて放送時に見られず、深夜の録画視聴となりました。
解説はあの井上一門を率いる井上慶太九段、聞き手は中村桃子女流初段。
97手目、坂口六段が飛車角両取りの桂馬を指したのですが ・・
98手目の6四龍が鮮やか。
井上九段が『お~』という声を出されて。
そして120手目。9一角と成桂を取ると『そんなところを見ていましたか。』と井上九段。
ここで坂口六段投了となりました。
井上先生の総括:
『中盤、捩じり合いとなりましたが、上手く局面をまとめた藤井さんがリードし、それからは速かったですね。』
藤井七段はNHK杯将棋トーナメント参加は三回目。本棋戦の通算成績は5勝2敗(0.714)だそうです。
棋譜を貼ります:
ところでお盆休みの週末、横浜市内上大岡で『京急将棋まつり』というのが開催されまして、今回で21回目だそうで、結構以前からあるイベントのようです。
会場は私も時々行く京急デパート。7階催場といえばお中元、お歳暮を贈るために行く階です(^^♪ あそこで~!!とちょっとびっくり!
永瀬叡王と佐々木勇気七段が会場で席上対局を行った映像を見ました。
振り駒のかわりに『あっちむいてホイ』で先後手番を決めたのには、笑っちゃいましたが楽しい企画でした。
結果は115手で永瀬叡王が勝ち。イベントとはいえ真剣勝負でした。
何かと話題を提供してくれるこの二人の、対局前のトーク、感想戦でのトークも面白かった(^^♪☆ 来年もお盆の時期に開催されるのなら、事前に情報をキャッチして行ってみようかなぁ、なんて思いました。
他に渡辺三冠、広瀬竜王、中村太地七段等、棋士たちもご出演だったそうで、間近で将棋を感じるチャンスだな~と思いました。