藤井七段、B級2組への昇級を決め、またNHKのニュースネタになりました^^!
2月4日、C級1組順位戦9回戦で高野秀行六段に勝ち、9勝0敗となり、最終戦を前にB級2組への昇級が決定したからです!
持ち時間各6時間の長丁場の順位戦。
ずーっと形勢互角でしたが、徐々に差が広がり、藤井七段が99手(3三銀)で勝利を収めました。
終局は22:06でした。
終局後のコメント:
『前期は上がることが出来なかったので、今期上がることが出来て良かったです。
師匠には先に昇級されていたので、追いつけて良かったです。B級2組でも昇級を目指して戦いたいです。』
順位戦やその他の棋戦の対局者組み合わせって、どんな風に決めているのでしょうね。抽選と聞いていますが。『あみだくじ^^』とか。
組み合わせ抽選もサッカーW杯やチャンピオンズリーグのように^^公開抽選して、もっとオープンにしてくれたらいいのに。
今回の相手、高野秀行六段が試合前に行ったインタヴュー記事、興味深く読みました。
順位戦9回戦で藤井七段と当たる予定と知ってから、準備を始めたとか。高野六段のお人柄が表れたとても良い記事で、どの先生も魅力的な人たちだなあ、との感を強く持ったのでした。
高野先生、今期順位戦は好調なだけに藤井戦は残念な結果でした。でもこれで6勝3敗、次戦は頑張って7勝目を上げてください!
とても良い記事だったので下に貼らせて頂きました。
この中でも、クスっとするのは『藤井くんとは一度も話したことはない。』『見たことはある、あ、藤井君だ、って』『順位戦で当たると分かったとき、周囲の棋士から羨ましがられた』『当日はいいスーツを着ていこうかと。注目されるので。』『自分が開催する子供将棋教室の子ども達には観戦するように言った。自分のことを現役棋士だと思ってない子がいる可能性ありだから。』などなど^^
それから記事の中の豊川先生って、やっぱりいい先生だわ~。
最後の
『藤井聡太戦は、いい将棋が多いですよね。あれは対戦相手が研究を重ねて気合を入れて臨んでいるから、なんですよ。』という言葉も心に残りました。
上の記事を読んでいたので、高野先生の一挙手一投足が気になるし、見ていて楽しかったです。対局相手(藤井七段)が席を外すと盛んに手を動かして盤上をイメージ^^
『ひとり感想戦』などと解説の藤森先生に呼ばれていましたが^^特に可愛かった(すみません)夕食休憩の時、先に藤井七段が席を外し、一人残された高野六段がイメージ対局を始めた時、
藤井七段が部屋に戻ってきて、、、タブレットを覗き
高野先生は急いで上着を着て、席に座り直してボトルの水を注ぎ、藤井七段の様子を見守り
すると藤井先生は自分のバッグからボトルを取り出し
再び部屋を出て行きます。その間二人とも無言^^
なんだかバツ悪そうにして、立ち上がり、夕食休憩へと出て行った高野先生が可愛かった(スミマセン)です^^
将棋の行方よりそんなことを楽しんでいていいんですか?!
20:20頃、4階の報道陣控室には大勢の記者たちが待機。予定稿を作成中。
今回の解説陣の一人が深浦九段でした。やっぱり楽しいですね、先生の解説。
特に可笑しかったのは4枚並んだ藤井陣の歩を『かさぶた』のように守っている、という表現^^面白い!!
将棋はドキドキだけど、解説は楽しめます。
映像付きNHKニュース記事を貼りました:
高野六段戦棋譜です:
いよいよ来週火曜日は朝日杯、準決勝・決勝戦の日。
早く来てほしいような、ほしくないような・・・
仕事も家事も手に着かない、そんな1日になりそうです。