藤井七段、三回目の対局で初めて菅井竜也七段に勝利しました(#^^#)
千日手指し直しからの勝利で、14時間にも及ぶ激戦!終局は深夜午前0時5分でした。
ランキング戦で3期連続優勝は木村一基九段、永瀬拓矢叡王に続いて史上3人目だそうで、デビュー戦以降3期連続は史上初。そして本戦出場も決まりました(^^♪
午後3時過ぎ頃からAbemaTVでチラチラと観ていたのですが、ずーっと互角と伝えられていました。
夕食に藤井七段が『バターライス』、菅井七段が『天とじ丼(御飯少なめー炭水化物はあまり摂らないとのこと)』を注文した、という辺りまで見ていたのですが仕事や夕食で中断。
再び20:30頃Abemaへ行ったら『指し直し局は20:36から』と表示されていて解説の佐々木慎先生が初手からの解説をしていたので、何が起こったか分からず、びっくりでした。後で知ったのですが、金を取っては打ち、取っては打ち・・の千日手が成立した、とのこと。
なんと20:36から指し直し局スタートで、一体終局は何時になるのだろう?(>_<)と。持ち時間は藤井七段が加算されて1時間、菅井七段が2時間弱で、しかも指し直し局は後手番。疲労もしているだろうし、キビしそう~大変~と思ったのですが。。。
予想に反して94手で勝利!
今までに2局戦って2敗。難敵で強敵で怖~い『やんちゃ振り飛車』の菅井七段を、初めて倒すことが出来たのでした。ホ~ッ(大きなため息)
指し直し対局は『中盤以降強敵を圧倒する将棋』だったと報じられています。3日前の棋王戦敗戦を引きずらないで勝てて良かったです(^^♪。
対局後のコメント:
『決断よく指せたと思います。今年も竜王戦の本戦で戦えることをうれしく思います。上を目指して頑張りたいと思います。目の前の一局に集中したいと思います。』
本当にいつも礼儀正しい誠実なコメントです。
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指し直し局棋譜を貼りました。
千日手対局も:
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この他、5月に行われた3局の公式戦を簡単に振り返って記録しておきます(^^♪
『令和』初白星を飾ったのは9日に行われた王将戦1次予選。対局相手は北浜健介八段でした。
後手番でしたが勝って、『いいスタートを切れました。』と終局後にコメント。
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この後予選8組決勝戦で都成竜馬五段に勝てば本戦トーナメント進出となる予定でしたが・・・
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28日に行われたその決勝戦では95手で都成五段に敗れるという結果で、今期初の黒星を喫しました。都成五段には5連勝だったのですが、初の敗戦。
都成先生とは本当によく当たりますね~。クジ運で運命づけられている(^^♪みたいな。
4月から将棋フォーカスのMCを務め始めた都成五段は人気棋士の一人ですね。いつも『イケメン』という形容詞とともに紹介されてて(#^^#)。先日は一人暮らしのお部屋紹介で暮らしぶりが垣間見られ、稲葉先生、里美先生達との交流も楽しそうで興味深かったですよ。
話が逸れましたが、その都成五段戦は、『序盤からどんどん指し進める都成五段に対し、藤井七段はペースを握れず、持ち時間でも1時間以上の差をつけられたまま終盤へ。逆転のチャンスなくそのまま苦杯を舐める形』となりました。
棋王戦は3期連続本戦出場がかかっていましたが、残念ながら逃し
『もう少しいい指し方があったかと思うので、本局に関しては形勢判断も読みも、自分の弱いところが出てしまったと思います。』タイトルに関しては『近道はないと思うので、力をつけて目指していくしかないと思っています。』
とコメントしました。そうですよね。一戦一戦頑張ってね~!!応援してます。
都成五段のコメント:
『序盤はこちらが誘ったというか、誘導したような展開でした。(対藤井戦で5連敗だったが)先手になれば、今回は相掛かりにしようとは思っていました。過去の対局では力の差を痛感する内容が多かったんですが、今回はしっかり準備して臨もうと思っていて、その中の1つの形になったので、それがよかったんじゃないかなと思います。引き続き頑張っていきたいと思います。』
都成先生はこれからも何度も戦っていくだろう良きライバル。エキサイティングな将棋をたくさん見せてくれることでしょう。今後も楽しみです(^^♪。
(最近話題のブルーのポーチ(^^♪)
で、来週月曜日、3日には佐々木大地5段との王座戦がやってきますね。こちらも熱戦が予想されます。この一週間は、大事な公式戦が3回もあり、応援する側も忙しくて、しかもワクワク。ファンも疲れてなんかいられません!