The Fool On The Hillside

子は巣立ち、仕事も減り、始めた趣味の水彩画。記録しておこう!と始めたブログです。

藤井聡太七段:銀河戦Eブロック最終戦で豊島名人と対局

ザ~っと駆け足で、追っかけ記録残します!

 7月23日、豊島名人との竜王戦行われていた日の昼間のこと、対豊島名人との銀河戦Eブロック最終戦囲碁将棋チャンネルで放送されました。

 

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銀河戦を見るのは初めて。録画に収め、後で見直そうと思っていました。 

敗れはしましたが、接戦の良い試合でした(^^♪。

この日の解説は飯塚祐紀七段と鈴木環那女流二段。

 

 

NHK杯風の早指しで、結果は105手で豊島名人の勝ち。

最終盤30分くらいから解説の声を実況記録しておくことにします。

(写真と解説の声は必ずしも合っていません(^^;)

 

 

名人:3五飛

『うわ~、一番強い手』『お互いにこちらが読み勝っているという主張』

 

 

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藤井七段:8一飛

『内容まで決勝戦のようですね。』『本当ですね。』

    

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 駒台の駒の数の差!!(歩で飛をとったところ)

 

 

4八歩を打った後、ちょっと顔を伏せる名人:

『わ~、こんなに慌てた名人を初めて見ました(環那さん)』

 

 

『これはもう、2八歩成りと(環那さん)』・・とその通りに展開しました!

 

『これはもういい勝負ですね(環那さん)』『大熱戦ですね(飯塚七段)』

 

『ここで2八飛と打つ手は?(環那さん)』『ああ、ありますね(飯塚七段)』

で、またまたその通りの展開になり

『おお、環那さん、さずがだね』と認める飯塚七段。

予想手の主導権を握る環那さん?!

 

手番がまわってきた名人、5四歩。

ここで藤井七段は考慮時間切れとなり、秒読みが始まりました。

 

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3五桂打つ。

 

6六角か、との飯塚七段の予想に反して、名人は3三歩成り。

5ニ玉と後ろへ逃げるかと予想していたら4三玉と横へ逃げた七段。

 

そこに5五桂と打つ名人。藤井七段が『まずい・・』という顔に(*_*)

 

 

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解説二人は角打ちを予想していましたが『なるほど、こちらの方が筋がいいですね。(飯塚七段)』

 

 藤井玉逃げる。この時、左上方を遠い目で眺める。。。

 

  

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名人、4五金と予想通り出た!

藤井七段、再び『まずい・・』という顔でうなだれる。

対する名人は和らいだ表情に。

 

105手目のここで投了となりました。

 

終局後、飄々とした表情の豊島名人。俯いてコップの水を飲む藤井七段でした。

 

 

 

感想戦が行われた後、豊島名人がこの一局を振り返りました。

 

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名人:

『序盤、冴えない展開になったけれど、進めていて途中からは攻められる展開だった。上手く技を決められたら仕方ないかなと開き直って指していて、凌ぎ切って最後勝つことが出来ました。』

 

 

一時は名人をして『仕方ないかな』と思わせたのに、一歩足らなかった、及ばなかったようです。そりゃなにしろ相手は、今を時めく豊島名人ですから。

その壁は厚くて強固で、そう簡単には破れる訳がない。だからこそ挑戦のし甲斐ありです!(^^)! 頑張って~!

 

 

 

棋譜を貼りました:

 

www.youtube.com

 

 

 

次戦、決勝トーナメントで当たるのは久保利明九段です。放送は8月22日。

 

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行く手には強敵ばかり。一戦一戦頑張って~!(^^)!