5月24日、千葉県柏市で行われた叡王戦5番勝負第3局、藤井五冠が出口若武六段に勝ち、3連勝。今年度最初のタイトル戦で叡王防衛を果たしました(^^♪
すごいこと!なのに、もはや普通の出来事のようになっています(^^♪。
第3局の戦法は『相掛り』。
50手過ぎから出口六段が仕掛け、激しい攻め合いに。
その後大駒の取り合いがあり、激しい攻防となりました。
藤井五冠はこれでタイトル戦13連勝となって、歴代連勝記録2位となりました。戦うごとに何か記録がついてくる19歳です(^^♪
藤井五冠の方は、対局後の記者会見で『結果が出せたのは嬉しいですが、タイトル戦以外の対局も含めて、内容と結果を向上させなければならない、と思います。
最終盤映像です。形勢が急転換するのがスリリング!💦
ニュース映像をひとつ貼りました。
杉本先生解説と出口若武六段の涙が話題に:
ところで、対局前日、柏入りした二人は東大柏キャンパスを訪問。
自動運転のバスに乗車したそうです^^。
石田先生もご一緒!
『最先端の研究現場を見学することが出来て楽しい時間でした。自動運転バスも自動運転と言われてなければ分からない感じで。
使われている技術を解説していただき、より興味が出てきました。』と話していました。
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それでは、叡王戦タイトル戦を第1局から簡単に記録しておきます(^^♪
第1局は、4月28日、神田明神で開催されました。
結果は、93手で藤井竜王の勝利。
戦型は相掛り。
後手の出口六段が先に仕掛け、いきなり苦戦のように見えました。
長考で時間を使い、昼食休憩の時までに1時間59分も消費してしまってました。
一方の出口六段は59分のみ。
昼食後、再開してからは両者とも長考を繰り返し、16:00までに、たったの5手しか進まないという超スローペース。
が、終盤力を生かした藤井先生が抜け出して、初戦、白星発進でした。
前日27日、検分の様子です。
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第2局は、5月15日、名古屋東急ホテルで行われました。
千日手となり、指し直し局を75局で制し、叡王戦5番勝負を2連勝としたのでした。
昼食休憩後、後手の藤井五冠が少し優位に進めていたようです。
そこへ逆転へ飛車を活かしたい出口六段と、馬を取られまいとする藤井五冠が、矢継ぎ早に同じ手を4回繰り返し、千日手が成立。
30分後の17:06から、先後を入れ替え、藤井五冠先手で始まりました。
再び、相掛りで進み、藤井五冠優位のまま、2勝目を上げたのでした。
叡王戦とはちょっと離れた話ですが・・・
この日(5月15日)はNHK杯で佐々木勇気七段と本田奎5段戦があり、解説が増田康宏6段という若手棋士3人揃い踏み、でした。
佐々木七段が勝ったのですけど、その後の感想戦が増田六段を交えて賑やかで面白かったです。まっすー六段はゆーき七段とは研究将棋をよくやっているそうで、親しい仲って言ってました。増田先生はよくおしゃべりになっていて(^^♪、本田さんがデビューしたその年に棋王戦タイトル戦に出場決めて、あれは衝撃だった、などと言ってましたね。若い棋士三人の感想戦が楽しそうだったので、つい書き残しておきたくなってしまいました(^^♪