The Fool On The Hillside

子は巣立ち、仕事も減り、始めた趣味の水彩画。記録しておこう!と始めたブログです。

藤井聡太七段:竜王戦決勝トーナメント、久保利明九段に184手勝利!

最後までどちらが勝つのか分からない、という大・大・大熱戦。

ずっと後手の藤井七段が攻めて攻めて攻勢をかけていたのに、粘って粘って逃げる久保九段の王様を捕まえられず。逆に自玉に激しい反撃がやってきて、危ない危ない(>_<)

わ~・・だけど冷静にスルリと逃げたり合い駒したり。一瞬の隙間をついて反撃再開して・・・もう、とにかく冷や冷やドキドキ。今どっちが優勢なの~~?

 

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解説陣も『大変な試合』『大熱戦』『面白い』『分からない』などなどなど・・熱い空気溢れる激戦でした。

 

 

7月5日、竜王戦決勝トーナメントの話です(^^;

結局13時間半に及ぶ対局で勝利したのは藤井七段でした。

 

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午後Abemaのライブをチラチラ見ながら、豊川先生のダジャレ解説を耳で楽しみました。新パターンや、よく分からないのも沢山"(-""-)"

 

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トルストイ、タラちゃん、川島さん、余裕のよっちゃん、銀の五段活用、え~と・・

渡辺マチ子(よく分からず??)この局面いくよくるよ、桂跳ねをぴょこんと言ったり、お馴染みのイカンガ―やキリマンジェロも(^^♪  とにかく楽しい(^o^)

解説の方も熱心で詳しくて、豊川先生の予想手通りにかなり進んでました。解説上手なエンターテイナー、ですね~(^^♪

 

 

聞き手の北村桂香女流初段を『北村プロ』と連呼し、北村女流、後ろ向きで笑いこらえてましたね。

 

 

 

 

 

夜7時からは『囲碁将棋チャンネル』にも行ってみました。

 

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こちらでは石田直裕五段の解説、聞き手貞升南女流初段の落ち着いたコンビ。

石田先生の声は中村太地先生に似ていて、声だけ聞いていたら間違いそう。

19:20 頃の時点では『互角』から藤井七段が少し『有利』の方に振れている形勢でした。

  

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ずっと『久保九段持ち』に聞こえた中田巧八段が

『藤井さんがいいような気がしてきた。』と言ったのが21:00過ぎ。

130手を越えた頃の香の打ち合い。

139手目の一1角で『きたー!』

140手目、負けずと金で王手。

145手目、六1龍こわい~~

152手目、四6桂 → 悪手でマイナス827

 乱高下する評価値(*_*)

 

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石田直裕五段が『やー、熱戦でしたね。』と決着ついたように言っても、え?!どちらに??と最後までわからず。

藤井七段が両手を膝に置いて一礼したので、藤井七段が投了したのかと思っちゃいました(^^; もう、素人が観戦してると、これだものね(^^;

『勝利、藤井聡太七段』と画面に出て、やっと確認できました。

 

録画を見直すと、解説の先生方は179手目の先手一3龍から180手目の後手ニ4玉と逃げた辺りで、後手玉が逃げおうせる、詰まないと確信したようでした。 

 

 

 

 終局直後、俯く藤井七段、ぐったり残念そうな久保九段。

  

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 終局後のインタヴュー開始。

 

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『こちらが抑え込めるかという将棋でした。時間切迫があってミスもありました。最後、負けにしてしまったかと思いました。
挑戦はまだまだ意識する段階ではないですが、次は豊島名人と戦えるということで、楽しみですしいい将棋が指せればと思います。』
 
 
 
終局後ポイント解説するのは金井恒太六段と中田巧八段。
深夜までお疲れ様でした。
 

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解説聞いてもボーっとしてしまって、よく分からず仕舞いでした(^^;
よ~く聞いても、きっとよく分からないでしょう(^^;
 
 

  

 

 

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久保九段を見知ったのは、2017年6月の朝のニュース。以前にも書いたことがありますが、NHK高瀬耕造アナウンサーが『私とは小・中同級生でした・・』と朝7:00のニュースで紹介した時でした。藤井七段が29連勝達成した翌朝のニュースに出演した時で、棋譜解説をしていたのを思い出します。

名古屋プレミアムフェスでの公開対局の時でも、穏やかなそうなお人柄。あの時は藤井七段が勝ちましたが、今年3月のヒューリック杯棋聖戦2次予選では、打ち負かされましたね。年度最高勝率を51年ぶりに更新するかどうかがかかっていた大切な一局でしたが・・・イベント時と公式戦ではやっぱり本気度が違うのだ・・と思い知らされた一局でした。今回はその雪辱を果たした格好になりました。

 

 

 

 

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そんな難敵でどうなるのだろう、と対局の行方にハラハラでしたけど、松本博文氏のコラムによると『感動の名局、壮絶な名局』となったようです(^^♪

 

 

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 ニュース映像をふたつ:

 

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終局後のインタヴュー。杉本八段も駆けつけて(^^♪くれていました。

 

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 そして棋譜を:

 

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 藤井七段は竜王タイトルに挑戦する最年少記録(17歳10か月)を更新するか、が期待されていますが、それには今期が最後のチャンス。

19日に17歳になる藤井七段ですが、その4日後の23日に豊島名人との対局が行われます。今からドキドキですよ~

さらに難局が続くのですが、今回のような熱い戦いが見られますように!